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2025年2月27日
川崎汽船株式会社
2月27日、株式会社新来島豊橋造船(以下、「新来島豊橋造船」)において建造中であった、液化天然ガス(LNG)を主燃料とする6,900台積み自動車専用船が竣工し、川崎汽船株式会社(以下、「当社」)に引き渡されました。
また、同日には、本船の命名式が執り行われ、マツダ株式会社 常務執行役員 鷲見和彦氏によって、“OCEANUS HIGHWAY(オーケアノス・ハイウェイ)”(以下、「本船」)と命名されました。
LNG燃料を使用することで、従来の重油燃料に比べ、温室効果ガス(GHG)の一つである二酸化炭素(CO2)の排出を25%~30%、大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)の排出をほぼ100%削減できる見込みです。
当社の環境に関わる長期指針「“K”LINE 環境ビジョン2050 ~青い海を明日へつなぐ~」(注)では、国際海事機関(IMO)が定める2030年目標である「CO2排出効率2008年比40%改善」を上回る「同50%改善」という目標を設定し、更には2050年の目標としてGHG排出ネットゼロに挑戦していくことを掲げています。当社は今後も、自社の脱炭素化、社会の脱炭素化支援を推進してまいります。
【本船概要】
主要寸法 : 全長 199.95M x 幅 38.00M x 深さ 38.07M x 喫水 9.00M
総トン数 : 75,259トン
航海速力 : 19.00ノット
船級 : 日本海事協会(ClassNK)
船籍 : 日本
建造所 : 新来島豊橋造船
(注)「“K” LINE環境ビジョン2050 ~青い海を明日へつなぐ~」
GHG削減のアクションプランとして、アンモニア・水素燃料といったゼロエミッション燃料、およびバイオLNG、合成燃料等のカーボンニュートラル燃料の導入を掲げています。
https://www.kline.co.jp/ja/sustainability/environment/management.html
【OCEANUS HIGHWAY】
【命名引渡式】
情報提供:JPubb