2025年2月19日
関西電力株式会社
大飯発電所4号機の原子炉起動および調整運転の開始予定 大飯発電所4号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力118万キロワット、定格熱出力342万3千キロワット)において、2024年12月14日から第20回定期検査を実施しており、2025年2月20日に原子炉を起動し、翌21日に臨界に達する予定です。
その後、諸試験を行い、2月22日に定期検査の最終段階である調整運転を開始し、3月19日に総合負荷性能検査を実施し、本格運転を再開する予定です。
以 上
(添付資料)大飯発電所4号機 第20回定期検査の概要
添付資料
大飯発電所4号機 第20回定期検査の概要
1.主要工事等
今回の定期検査では、大型機器や1次系配管等の取替えおよび増改造工事はありませんでした。
2.設備の保全対策
(2次系配管の点検)
当社の定めた「2次系配管肉厚の管理指針」に基づき、2次系配管849箇所(主要点検部位:460箇所、その他部位:389箇所)について超音波検査(肉厚測定)を実施しました。その結果、必要最小厚さを下回っている箇所および次回定期検査までに必要最小厚さを下回る可能性があると評価された箇所はありませんでした。
※「2次系配管肉厚の管理指針」の点検対象部位 2,683箇所 (主要点検部位:1,370箇所、その他部位:1,313箇所)
3.蒸気発生器伝熱管の渦流探傷検査結果
蒸気発生器4台のうち、BおよびD-蒸気発生器伝熱管全数(3,382本×2台、計6,764本)について渦流探傷検査を実施し、異常のないことを確認しました。
4.燃料集合体の取替え
燃料集合体全数193体のうち81体を取り替えました。そのうち、32体は新燃料集合体です。
また、健全性確認のため、燃料集合体の外観検査(18体)も実施し、異常のないことを確認しました。
5.次回定期検査の予定
2026年2月
なお、今回の定期検査の作業工程については、別紙を参照ください。
以 上
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2025/pdf/20250219_2j.pdf