本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。
2025年02月14日
フルノが描く安心・安全の洋上風力発電事業と“漁業との共生”を提案
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、以下、当社)は、2025年2月19日(水)より東京ビッグサイト(東京都)において開催される風力発電技術に関する国際商談展「WIND EXPO[春]2025~第15回[国際]風力発電展~」に出展します。
当社ブースイメージ(ブース番号:E20-29)
当社は「安全・安心の洋上風力発電事業と“漁業との共生”」をテーマに、洋上風力設置地域において漁業者を支援する「スマート漁業」の取り組みや、GPSプロッタによる船舶の安全航行支援機器を紹介します。また、世界最高レベルの海域監視を実現するVissim社のソフトウェアと当社が誇るセンサー技術を生かした海域管理システム「FURUNO x Vissimマリンマネジメントシステム」も提案します。
当社は世界で多くの実績を誇るVTMS(Vessel Traffic Management System)プロバイダーVissim社(ノルウェー)との協業により、次世代型海域監視システム「Vessel Traffic Management System(VTMS5)」とマリンコーディネーション&資産管理用ソフトウェア「Offshore Energy Manager(OSEM)」をシームレスに連携させた高度なマリンマネジメントシステムを提案します。
洋上風力発電設備の建設・運用に至る業務を安全に遂行する役割であるマリンコーディネーションにおいて、必要な情報をひとつのインターフェイスに集約し統合管理することで、「海洋情報の見える化」や「海域の安全確保」、「海洋エネルギー産業の運用効率向上」を図り、効率的かつ安全・安心な事業運営を実現します。
マリンマネジメントシステムイメージ
「VTMS5」はレーダーやAIS、カメラ、海象センサー、人員トラッキングなどの様々なデータと、風車や海底ケーブルなどの資産情報を海図上に統合表示することで高度な海域監視と安全管理を実現するソフトウェアです。
「OSEM」は作業計画者や技術者、請負業者、管理者など洋上風力発電における幅広い関係者のために、日々の計画やルール遵守、作業報告などの業務を合理化し、管理・サポートするためのSaaSベースのプラットフォームソフトウェアです。
Vissim社(本社:ノルウェー、拠点:イギリス、スロバキア)は、世界27カ国、300以上のプロジェクト実績を誇る世界最大級のVTMSプロバイダーです。すべてのソフトウェア開発を自社で行い、確かな技術力で海洋情報の見える化、海域の安全確保、海洋エネルギー産業の運用効率向上を実現します。
Vissimマリンマネジメントシステムイメージ
当社は、漁業者が培った長年の経験や勘を見える化し、近年の海洋環境による漁獲量の変化など様々な課題解決の糸口を目指した「漁視™ナビシリーズ」を展開しています。水温、塩分濃度、潮流、さらには魚群集積などの海洋データを収集・解析することで発電設備周辺海域の漁場動向を継続的に観測し、スマート沿岸漁業の経営効率化を促進します。
当社は「洋上風力発電事業と漁業との共生」を提案し、持続可能な漁業と再生可能エネルギーの共存を実現することで、地域経済の発展と環境保護に貢献してまいります。
魚群モニタリングシステム構成
風車周辺を魚群探知機によってモニタリングすることで、風車基礎に集まる魚群の状況を可視化します。
洋上風車基礎周辺の映像例
風車に魚群探知機を北、南東、南西の3方向に設置してデータ収集したイメージ映像です。魚群探知機を異なる方向に取り付けることで、風車周辺に集まる魚群の状況を陸上からモニタリングできます。
漁視™ダイアリーシステム構成図
漁視™ダイアリーは漁船に搭載している航海・漁撈計器の情報をクラウドに収集し、離れた場所でも操業状況や海域状況などを記録・モニタリングできる船舶向けデータ収集システムです。
操業データ表示例
クラウドを介して複数船の操業データを画面共有できます。
操業データを活用した資源量マッピングイメージ
漁船の位置情報と魚探のエコーデータなどの操業データを集約することで、漁場の資源量の動向を把握することができます。
漁視™ネット構成図
漁視™ネットは定置網に魚群探知機を設置することで遠隔から定置網の状態が確認できるモニタリングシステムです。
予潮アプリ表示例
海洋データを収集・解析することで7日間先までの海域情報を確認できる海況予想アプリ「予潮」。データ活用による操業効率の向上と燃費の節約など環境負荷低減を実現します。
定置網の様子を捉えた映像例
定置網内の魚群や底網の反応を遠隔で監視できます。
夜間・霧発生時において、風車との接近を漁船に音声で知らせるなど衝突防止に有効となるGPSプロッタ「型式:GP-3700」を紹介します。
GPSプロッタ「型式:GP-3700」
洋上風車衝突防止対策
カメラと船舶用レーダーを連動させた自動追尾によって、視覚的に船舶の動向を把握できる沿岸モニタリングシステムの構築を提案します。
レーダーとカメラを連動した監視映像
洋上風力発電設備の建設では、風車資材の運搬として作業船と搬入車両の連携が欠かせません。車両入退管理サービス「FLOWVIS(フロービス)」は、搬入車両をETCと車番認証で特定し、その情報を一元管理できるシステムです。
車両入退管理イメージ
名称:WIND EXPO[春]2025~第15回[国際]風力発電展~
会期:2025年2月19日(水)〜2月21日(金)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3丁目11-1)
入場:展示会場への入場には事前の来場登録(無料)が必要
主催:RX Japan(株)
当社のブース番号:E20-29
公式サイト:https://www.wsew.jp/hub/ja-jp/about/wd.html
フルノが描く安全・安心の洋上風力発電事業と“漁業との共生”
https://www.furuno.com/special/jp/offshore_wind/
フルノが描く安全・安心の洋上風力発電事業と“漁業との共生”イメージ
このページに記載されているニュースやその他の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URLなど)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
情報提供:JPubb