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2025-02-07 15:00:00 更新

高浜発電所2号機の原子炉起動および調整運転の開始予定

2 0 2 5 年 2 月 7 日


関西電力株式会社


高浜発電所2号機の原子炉起動および調整運転の開始予定


高浜発電所2号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)において、2024年11月6日から第28回定期検査を実施しており、2025年2月8日に原子炉を起動し、翌9日に臨界に達する予定です。


その後、諸試験を行い、2月10日に定期検査の最終段階である調整運転を開始し、3月7日に総合負荷性能検査を実施し、本格運転を再開する予定です。


以 上


(添付資料)高浜発電所2号機 第28回定期検査の概要


高浜発電所2号機 第28回定期検査の概要


1.主要工事等


(1)高感度型主蒸気管モニタ他取替工事 (図-1参照)
電子部品の製造中止等に伴う保守性向上の観点から、放射線管理施設プロセスモニタリング設備のうち高感度型主蒸気管モニタ(3台)および同モニタが接続されている盤を含む放射線監視装置信号処理盤(2面)を取り替えました。


(2)化学体積制御系統 抽出水オリフィス取替工事 (図-2参照)
余熱除去系統の信頼性向上の観点から、プラント起動時に化学体積制御系統を用いた1次冷却材系統の圧力調整が実施できるよう、当該系統の抽出水オリフィスを口径の大きいものに取り替えました。


2.設備の保全対策


(2次系配管の点検等) (図-3参照)
当社の定めた「2次系配管肉厚の管理指針」に基づき、2次系配管1,568箇所(主要点検部位:1,520箇所、その他部位:48箇所)について超音波検査(肉厚測定)を実施しました。その結果、必要最小厚さを下回っている箇所および次回定期検査までに必要最小厚さを下回る可能性があると評価された箇所はありませんでした。


また、過去の点検で減肉傾向が確認された部位1箇所および配管取替時の作業性を勘案した部位2箇所の合計3箇所を炭素鋼の配管に取り替えました。


3.蒸気発生器伝熱管の渦流探傷検査結果


蒸気発生器3台のうち、A、C-蒸気発生器伝熱管全数(3,382本×2台、計6,764本)について渦流探傷検査を実施し、異常のないことを確認しました。


4.燃料集合体の取替え


燃料集合体全数157体のうち49体を取り替えました。そのうち、40体は新燃料集合体※です。


また、健全性確認のため、一部の燃料集合体の外観検査(8体)も実施し、異常のないことを確認しました。 ※新燃料集合体40体は、全て55,000MWd/tの高燃焼度燃料


5.次回定期検査の予定


2026年1月


以上


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2025/pdf/20250207_1j.pdf


情報提供:JPubb

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