2 0 2 5 年 2 月 3 日
木城 町
西日本電信電話株式会社 宮崎支店
エヌ・ティ・ティテレコン株式会社 九州支店
木城町、NTT西日本宮崎支店、NTTテレコン九州支店による
「水道スマートメーター実証実験の実施に関する協定」の締結について 木城町(町長:半渡 英俊)、西日本電信電話株式会社 宮崎支店(支店長:横奥 宏明、以下「NTT西日本 宮崎支店」)、エヌ・ティ・ティテレコン株式会社 九州支店(支店長:中島 伸樹、以下「NTTテレコン 九州支店」)は、2月3日に「水道スマートメーター実証実験の実施に関する協定」を締結いたしました。
1.背景・目的について
地方自治体における公共施設・道路・水道などのインフラ整備に関わる事業費などは増加傾向にあるとともに、その事業に携わる人材についても慢性的な不足が課題となっており、DX化の推進による業務効率化が急務となっています。本協定は、木城町における上水道関連業務のDX化に向け、NTTグループ企業であるNTTテレコン製の通信端末と集中監視システムを活用した、水道メーターの遠隔検針について実証実験を行うものです。
また、高齢化社会が進む中、一人暮らしの高齢者の安全確保が重要な課題となっています。本協定では、見守り機能を活用した高齢者の見守りを行い、安心して暮らせる社会の実現の可能性についても検証を行います。
2.協定について
協定締結日 :2025年2月3日(月)
実証実験期間:2025年2月~2025年7月(必要により継続)
署名者 :
木城町 町 長 半渡 英俊
NTT西日本 宮崎支店 支店長 横奥 宏明
NTTテレコン 九州支店 支店長 中島 伸樹
3.実証実験の概要
NTTテレコン製の通信端末と電子式水道メーターを接続することにより、NTTテレコンの集中監視センターを介して木城町役場にて水道メーターの遠隔検針を行います。また、漏水警報の機能を活用し、蛇口の閉め忘れ等のトラブルの早期発見の可能性も期待できることから、本実証実験を通じて、業務の稼働削減や住民サービスの向上について、定量的な効果測定を行います。
加えて、水不使用警報や水使用状況の情報を用いることで独居老人の見守りサービスへの応用が期待できることから、本実証実験により見守りサービスへの適用についても効果測定を行います。
サービス提供イメージ
【検針】
【見守り】
NTTテレコン
集中監視センター
<本実証の効果(想定)>
・検針業務の効率化により、検針コストの削減、および人員不足の解消
・難検針の解消
・検針時の車両などの排出する二酸化炭素の削減
・見守りサービスへの適用による福祉サービスの向上
4.役割分担
木城町 --- 実証フィールドの提供
環境整備課 --- 水道検針データの分析及び上下水道業務のDX化に向けた検討
上下水道係 --- 遠隔水道検針サービスの提供及びデータ化
5.今後の展開等について
本実証実験を通じ、遠隔検針による業務効率化の効果を定量的に評価するとともに、通信端末を通じて収集されるデータを活用した見守りサービスへの適用等、住民サービスの向上に向けた DX の推進についても検討してまいります。
また、本実証における報告会等の場を活用し、NTT西日本が提供する上下水道関連業務のDXに資する各種商材やサービスについての活用の可能性についても検討を行います。
※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。
変更になる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。
審査24-S1276