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2025-01-31 11:00:00 更新

胆沢第一発電所で融雪時自然越流水を有効利用し、発電電力量を増量させます~利水者間の連携によるカーボンニュートラルへの継続的取り組み~

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胆沢第一発電所で融雪時自然越流水を有効利用し、発電電力量を増量させます
~利水者間の連携によるカーボンニュートラルへの継続的取り組み~

2025年1月31日
電源開発株式会社

電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:菅野 等)は、Jパワー胆沢第一発電所(岩手県奥州市、14,200kW)において、胆沢ダム(国土交通省が建設し管理している特定多目的ダム)からの融雪時自然越流水を発電に有効利用する取り組みを、昨年に引き続き2025年も2月1日から実施します。本取り組みは2022年から継続して実施しており、今年で4年目になります。

従前、胆沢ダムでは、融雪期にはかんがい用水の貯留や水道用水等の供給のため運用水位を高くしており、ダム湖に流入する水の一部は発電に利用することなく未利用のまま自然放流していました。この未利用の自然越流水を活用し、冬季に十分な降雪があり渇水の恐れがないことを条件に、再生可能エネルギーである水力発電の発電電力量を増やす試みが本取り組みです。
本取り組みは、利水者間の連携により、段階的にダム湖の運用水位を低くしてきており、2025年は最大5m運用水位を低下させます。2025年においては本取り組みを行わない場合と比較して約2,500,000kWhの増量を見込んでおります。

Jパワーグループは、これまでの全国各地における水力発電所開発・運営の経験と実績を踏まえ、国土交通省、岩手県をはじめとする関係者の皆様とも連携のうえ、J-POWER"BLUE MISSION 2050"で掲げたカーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギー事業の拡大に取り組んでいきます。

位置図

融雪期の洪水吐きからの越流状況

融雪時の自然越流水有効利用のイメージ

以上

添付書類

本文(PDF:250KB)


情報提供:JPubb

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