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2025年 1月30日
当社蓬莱(ほうらい)発電所(福島県福島市、最大出力38,500kW)は、2022年8月から実施していた3号機のリパワリング工事※が完了し、本日、営業運転を開始いたしました。
同発電所は、1938年に運転を開始して以降、主に福島県内における電力の安定供給に寄与してまいりました。しかしながら、運転開始から80年以上が経過し、高経年化が進んでいたことから、今後も継続して水資源を有効活用し、電力の安定供給に取り組んでいくため、リパワリング工事を進めてきたものです。
3号機のリパワリング工事では、水車発電機をはじめとして、全面的に機器の更新を行っており、メンテナンス性の向上による保守管理の省力化や、機器故障率の低減による停止期間の減少に寄与するものと考えております。また、水車発電機の一部である水車ランナ(羽根車)については、最新の流体解析技術を用いた最適設計により、効率が向上したことから、リパワリング工事前に比べ、発生電力量が増加するものと見込んでおります。
なお、同発電所2号機についても、2025年2月から2027年9月(予定)の期間で、リパワリング工事を実施する計画としております。
当社といたしましては、引き続き、水力発電所の安定運転に努めるとともに、再生可能な純国産エネルギーである水力の有効活用に向けて、取り組んでまいります。
以 上
※ 主に、水車・発電機等の主要設備を一括更新する工事を指す。なお、工事に伴う出力の増減は問わない。
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情報提供:JPubb