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2025年1月29日 ブラザー工業株式会社
ブラザー工業株式会社(本社:名古屋市 社長:池田和史)は、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「2024年度 省エネ大賞」の製品・ビジネスモデル部門にて、「資源エネルギー庁長官賞」を2年連続で受賞しました。受賞対象となった製品は、昨年8月に発売した工作機械、コンパクトマシニングセンタ「SPEEDIO S300Xd2/ S500Xd2/ S700Xd2 (Sシリーズ)」で、工作機械での受賞はブラザー初となります。なお、ブラザー製品の省エネ大賞の受賞は今回で3回目となり、単独受賞は初めてです。*1
省エネ大賞は、日本国内の企業・自治体・教育機関等に対して優れた省エネ推進の事例や、省エネ性に優れた製品ならびにビジネスモデルを表彰する制度です。省エネ事例部門、製品・ビジネスモデル部門のそれぞれにおいて、経済産業大臣賞、資源エネルギー庁長官賞、中小企業庁長官賞、省エネルギーセンター会長賞、審査委員会特別賞が与えられます。
1月29日に行われた授賞式の様子
(中央左から、資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部長・伊藤 禎則氏、
ブラザー工業 専務執行役員・星 真)
ブラザーの工作機械SPEEDIOシリーズは、EV車や半導体、航空機のアルミ部品などさまざまな機械部品の切削加工を行う小型のマシニングセンタ*2で、高い生産性と環境性能を有している点が特長です。今回受賞した新モデルでは、近年需要が拡大しているEV関連の大型部品にも対応できるよう、従来モデルと比較して加工エリアを拡大するとともに、主軸の剛性を高めました。また、チップシャワー省エネ運転*3や暖機レス加工支援機能などの新機能も搭載し、従来モデルからさらに省エネ性能を向上させました。これらの機能拡充により、大型部品の加工で一般的に使用される中型のマシニングセンタ(40番主軸)と比較して、消費電力を約80%、サイクルタイムを約50%削減し、約2倍の生産性を実現しました。このような省エネ性と生産性の高さに加えて、設計がコンパクトで省資源であり、世の中のニーズの変化を的確に捉えた製品である点が高く評価され、今回の受賞に至りました。
<報道関係 お問い合わせ先>
ブラザー工業株式会社 CSR&コミュニケーション部 石塚
TEL : 052-824-2072
FAX : 052-811-6826
情報提供:JPubb