高浜発電所2号機の50年以降運転における
長期施設管理計画の認可申請 2024年12月25日
関西電力株式会社
当社は、原子炉等規制法(以下、炉規法)の改正※を踏まえ、高浜発電所2号機の高経年化対策に係る長期施設管理計画を策定し、本日、原子力規制委員会へ認可申請しました。
今回実施した劣化評価の結果、安全上重要な機器・構造物等は、現在行っている保全活動に加えて、一部の機器・構造物に対して追加保全策を実施していくことで、運転開始から50年以降においてもプラントを健全に維持できることを確認しました。 また、技術の旧式化等の措置として製造中止品に対する管理方法等についても計画を策定しています。
当社は、今後とも国内外の最新知見を積極的に取り込み、プラントの設計や設備保全に反映していくことで、原子力発電所の安全性・信頼性の向上に努めてまいります。
※ 炉規法は、2023年5月31日に改正され、2025年6月6日に施行される予定である。
運転開始から30年を超えて運転をしようとする場合、10年以内ごとに設備の劣化に関し、技術評価を行い、その結果に基づく長期施設管理計画を策定し、原子力規制委員会の認可を受ける必要がある。また、同法の施行日前においても「脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律」に基づき申請することができる。
以上
添付資料1:高浜発電所2号機 長期施設管理計画の内容
添付資料2:高浜発電所2号機 劣化評価の方法およびその結果の概要
添付資料3:高浜発電所2号機 主な劣化評価の結果と追加保全策
添付資料4:「高経年化技術評価制度」と「長期施設管理計画の認可制度」の概要
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2024/pdf/20241225_1j.pdf