ベルリンで開催されたWorld LNG Summitにて「World LNG Shipping Award 2024」を受賞
～世界最大のLNG船隊による長年のLNG輸送サービス実績、脱炭素化へのコミットメントが高く評価～

2024年12月13日

株式会社商船三井（社長：橋本 剛、本社：東京都港区、以下「当社」）は、2024年12月9日～12日までドイツベルリンで開催されたWorld LNG Summit（註1）において、「World LNG Shipping Award 2024」を受賞しました。

12月10日の表彰式にてスピーチを行う当社執行役員Suryan Wirya-Simunovic

World LNG Summitでは、商業的かつ技術的な革新を通じてLNG産業の発展と未来に貢献した企業を表彰する3つの賞の受賞者が12月10日に発表されました。当社は、世界最大のLNG船隊による長年のLNG船事業の経験と高い技術、船舶用燃料としてのLNGの推進を通じた脱炭素化へのコミットメント、風力推進装置「ウインドチャレンジャー」をはじめとする環境に配慮したシステムの導入等が評価され、3部門のうち2部門「World Energy Transition Award 2024」「World LNG Shipping Award 2024」（註2）の最終選考に残り、「World LNG Shipping Award 2024」を受賞しました。

12月11日には、当社執行役員Suryan Wirya-SimunovicがWorld LNG Summit 内のパネルディスカッションに登壇し、LNG業界の見通しや低・脱炭素社会の貢献に向けて果たす役割について意見を述べました。

パネリストとして登壇する当社執行役員Suryan Wirya-Simunovic（写真中央）

当社は、LNG輸送で積み重ねた経験を活かし、輸送のみならず、ガス液化処理、貯蔵、再ガス化、発電といった分野に事業を展開し、LNGインフラ事業を拡大、LNGサプライチェーンの構築を通じ、低・脱炭素社会の実現に貢献していきます。

（註1）
LNG業界のリーダーが集まり、エネルギー安全保障、経済安定、脱炭素化のコミットメントを果たすための重要な役割を果たすLNG、ガス、再生可能燃料について議論するための会議。
URL：24th World LNG Summit & Awards

（註2）
World Energy Transition Award：
エネルギー転換において重要な役割を果たし、エネルギーの安全保障を維持するためにLNGが果たす重要な役割に顕著な貢献をした企業に授与される。
World LNG Shipping Award ：
技術的および戦略的な変革を通じたLNG輸送におけるGHG排出量の削減、革新的な技術ソリューションの提供、LNG輸送業界の発展に貢献したプロジェクトや製品の開発、LNG輸送分野における海事教育への貢献など、LNG輸送業界に顕著な貢献をした企業に授与される。

商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value -安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」、「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Innovation -海の技術を進化させるイノベーション-」にあたる取り組みです。