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2024年12月13日
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、カタールの国営エネルギー会社QatarEnergyと新造LNG船6隻(以下「本船」)の長期定期用船契約(以下「本契約」)を12月12日に締結しました。本船は、中国の滬東中華造船(集団)有限公司(Hudong-Zhonghua Shipbuilding (Group) Co.,Ltd.)にて建造予定の27万立方メートルの大型LNG船(“QC-MAX”)で、2028年より2031年にかけて順次竣工予定です。また、当社とCOSCO SHIPPING LNG Investment (Shanghai) Co., Ltd.による共同保有を予定しています。
式典の様子
(左から、当社代表取締役社長 橋本 剛、
Qatar Energy CEO兼カタール国エネルギー大臣のSaad Sherida Al-Kaabi氏、
COSCO Shipping Group Vice President Zhang Feng氏)
当社は世界最大のLNG船主として、1990年代半ばよりカタールから世界各地へのLNG輸送に従事し、QatarEnergyとの関係を強化してきました。本契約は、当社のLNG船事業の実績、貨物の安全輸送と船舶の安全運航が高く評価され、締結に至ったものです。当社は、世界最大級のLNG増産プロジェクトであるノースフィールドガス田生産拡張プロジェクト向けに投入するLNG船隊を、本契約により13隻に拡大します。
「QC-MAX」は最新技術の搭載を予定しており、優れた環境性能を実現します。当社は、「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」に則り環境課題に向き合い、今後もグループ一丸となって持続可能なGHGネットゼロ・エミッションの実現に取り組み、LNG輸送事業の拡大を通じて低・脱炭素化社会の実現に貢献していきます。
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value -安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」、「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Innovation -海の技術を進化させるイノベーション-」にあたる取り組みです。
情報提供:JPubb