ドイツ洋上風力発電事業への参画に向けた株式売買契約の締結 2024年12月13日
関西電力株式会社
当社は本日、ドイツ連邦共和国におけるヴィンダンカー洋上風力発電事業(以下、本事業)に参画するため、イベルドローラ社と株式売買 契約を締結しました。
本事業は、当社にとって海外での洋上風力事業として5件目の参画 案件であり、今後、バルト海洋上に着床式洋上風力発電機計21基 (総発電容量31.5万kW)を設置し、2026年中に商業運転を開始する予定です。
当社は今後、現地当局の承認等を経て子会社であるヴィンダンカー・インベストコ社※1を通じ、ヴィンダンカー洋上風力発電会社※2の株式を49%保有することになります。これにより当社の海外事業における 持分容量は、合計約300.7万kW※3となります。
イベルドローラ社は、スペイン王国の大手エネルギー事業者であり、再生可能エネルギー事業におけるリーディングカンパニーです。当社とイベルドローラ社は、本事業を皮切りに、海外において再生可能エネルギーをはじめとした様々な領域で協業を目指します。
当社は、本事業により得られる知見や経験を国内洋上風力の開発に活かし、ゼロカーボン社会の実現に貢献してまいります。
※1:当社100%子会社であるケーピック・ネザーランド社が100%出資するオランダ子会社
※2:ヴィンダンカー洋上風力発電所を建設および運営する特別目的会社
※3:商業運転前の参画案件を含む持分容量(2024年12月13日時点)
以 上
別紙:ヴィンダンカー洋上風力発電事業の概要
別紙
ヴィンダンカ洋上風力発電事業の概要(1) 事業実施国
ドイツ連邦共和国
(2) 発電方式
着床式洋上風力発電
(3) 風車基数
1.5万kW機×21基
(4) 総発電容量
31.5万kW
(5) 出資比率
・イベルドローラグループ 51%
・関西電力グループ 49%
(6) 事業スキーム
(発電所の位置)
※上図は国土地理院で公開されている 地理院タイルを基に当社で作成
<イベルドローラ社の概要>
社 名 Iberdrola, S.A.
所 在 地 スペイン王国
代 表 者 最高経営責任者 イグナシオ・ガラン(Ignacio S. Galán)
事業概要 再生可能エネルギー事業、発電・電力小売事業、配電事業
<関西電力株式会社の概要>
社 名 関西電力株式会社
所 在 地 大阪府大阪市北区中之島3丁目6番16号
代 表 者 取締役代表執行役社長 森 望
事業概要 電気事業、熱供給事業、電気通信事業、ガス供給事業 等