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2024年
2024年12月10日
電源開発株式会社
電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:菅野 等)は、2024年5月より実施していた尾上郷発電所(岐阜県高山市荘川町)のリパワリング工事(水車・発電機等主要設備の一括更新工事)を完了し、本日より営業運転を開始しました。
尾上郷発電所は、1971年の運転開始から50年以上が経過し、機器の高経年化が進んでいたことから、水車や発電機などの主要設備を一括で更新するリパワリング工事を行ってきました。
今回のリパワリング工事では、最新の解析・設計技術を用いて水車ランナの羽根形状を改良し、発電出力を20,000kWから21,300kWに1,300kW増加させました。あわせて、設備の合理化により信頼度向上および保守業務の省力化を図りました。
これまでJパワーは8つの発電所においてリパワリング工事を実施しており、尾上郷発電所は8番目に工事に着手した取り組みとなります。Jパワーグループは、これまでの全国各地における水力発電所開発・運営の経験と実績を踏まえ、J-POWER "BLUE MISSION 2050"で掲げたカーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギー事業の拡大に向けて取り組んでいきます。
尾上郷発電所(全景)
尾上郷発電所(新発電機回転子吊り込み)
所在地 | 岐阜県高山市荘川町 |
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出力 | 21,300 kW |
最大使用水量 | 12.1m3/s |
ダム | 大黒谷ダム(堤長140m、高さ34m) |
運転開始 | 1971年11月 |
2024年5月5日 | リパワリング工事開始 |
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2024年12月10日 | 営業運転開始 |
(ご参考)荘川桜(しょうかわざくら)について
高山市荘川町、尾上郷発電所にほど近い国道156号線沿いには、御母衣ダム建設時に水没地域から移植された荘川桜があり、Jパワーグループは半世紀以上にわたってこの老桜を守り続けています。(当社ウェブサイト:荘川桜物語)
以上
情報提供:JPubb