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2024年12月6日
サステナビリティ / プレスリリース
発電容量5.2 MWで、工場の消費電力の約20%をカバー
パナソニック株式会社 空質空調社は、工場のCO2排出量実質ゼロ化に向けた取り組みの一環として、マレーシアのパナソニックAPエアコンマレーシア株式会社(以下、PAPAMY)の工場に、発電容量5.2 MW規模の太陽光発電システムを導入しました。この規模はパナソニックグループ内で最大級となり、稼働による年間発電量は約5,900 MWh/年、CO2排出量は年間約3,912 t削減される見込みです。この取り組みにより、PAPAMYのエアコン工場とオフィスなどを含む全ての使用電力の約20%を賄います。
パナソニックグループは、Panasonic GREEN IMPACTを掲げ、2030年までに全事業会社で自社拠点におけるCO2排出量の実質ゼロ化を目指しています。この度、マレーシアでルームエアコン、業務用空調機器、ヒートポンプ式温水給湯暖房機(A2W)、コンプレッサーなどの生産を行っているPAPAMYにおいて、エアコン工場の屋根を中心に太陽光パネル9,461枚を設置し、発電量と使用電力量をリアルタイムに見える化した太陽光発電システムを稼働させました。今後さらに、エアコン外装部の塗装工程をスチームレス化するなど消費エネルギー削減とエネルギーコスト合理化により、PAPAMYのエアコン工場では2025年にCO2ゼロ化の達成を目指します。
パナソニック株式会社 空質空調社は、省エネルギーを促進する空質空調機器の開発、サービスの提供に努めるとともに、今後も拠点のCO2ゼロ化を進め、Panasonic GREEN IMPACTの実現に向けた取り組みを推進していきます。
設置場所 | パナソニックAPエアコンマレーシア株式会社(Lot 2, Persiaran Tengku Ampuan, Section 21,Shah Alam Industrial Site, 40300 Shah Alam, Selangor Darul Ehsan, Malaysia) エアコン工場とオフィスなどの屋根 |
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設置面積 | 31,786 m2 |
パネル容量 | 5.156 MW |
年間発電量(予測) | 約5,900 MWh/年(工場が使用する電力の約20%に相当) |
CO2削減量(予測) | 約3,912 t/年(※1) |
稼働開始日 | 2024年11月1日 |
※1 購入電力の係数は、International Energy Agency(IEA)の発行する「CO2 emissions from fuel combustion」の係数を元に当社グループで設定。引用bookは、2024年度:IEA Emissions factors 2024
パナソニックグループは「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に向け、長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」を制定しました。2030年までに自社の事業に伴うCO2排出量を実質ゼロに、また2050年に向けて現時点の全世界の排出総量約317億トン(※2)「約1%」にあたる3億トン(※3)以上の削減貢献インパクトの創出と、資源効率が脱炭素化に寄与し限られた天然資源の消費を削減するサーキュラーエコノミー実現に向けた事業活動に取り組んでいます。
※2 2020年 エネルギー起源CO2排出量 317億トン(出典:IEA)
※3 CO2排出係数は2020年基準
https://holdings.panasonic/jp/corporate/panasonic-green-impact.html
記事の内容は発表時のものです。
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情報提供:JPubb