2024 年12 月2 日
北陸電力株式会社
敦賀火力発電所2号機 木質バイオマスの混焼比率を拡大させた発電の開始について当社は、カーボンニュートラルの実現といった社会課題の解決に向け、11月30日より、敦賀火力発電所2号機において、木質バイオマスの混焼比率を15%に拡大させた発電を開始しましたので、お知らせいたします。
当社は、2007年9月より、敦賀火力発電所2号機において、石炭の一部を木質バイオマスで代替えする「木質バイオマス混焼発電」を実施しております。
責任あるエネルギー事業者として、安定供給を前提に、電源の脱炭素化を着実に推進するため、敦賀火力発電所2号機において、混焼拡大に必要な燃料貯蔵サイロの建設工事や発電設備の改造工事を進めてきました。
この度、改造工事が完了し、運転開始に必要なすべての試験および検査が終了したことから、11月30日より木質バイオマス混焼比率を拡大させた発電を開始しました。
当社としては、「電源の脱炭素化」はもちろんのこと「お客さま・地域の脱炭素化支援」を積極的に取組み、北陸地域のカーボンニュートラルを推進してまいります。
■混焼比率拡大の概要
対象設備
敦賀火力発電所2号機(出力70万kW)
バイオマス混焼比率
15%
バイオマス発電電力量
7.5億kWh/年 CO2
削減量
約50万t-CO2/年※
※バイオマス発電電力量相当の石炭消費量が削減されるとして試算
以上
別 紙:敦賀火力発電所 木質バイオマス混焼設備概要