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2024-12-02 10:00:00 更新

省電力通信LTE-M対応の小型マイコンボードを、 SORACOM IoTストアで提供開始

2024 年 12 月 2 日


株式会社ソラコム


省電力通信 LTE-M 対応の小型マイコンボードを、
SORACOM IoT ストアで提供開始


株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、IoT デバイス通販サイト「SORACOM IoT ストア」において、低消費電力セルラーIoT デバイス開発ボード 「Wio BG770A」を 2024 年 12 月 2 日より提供開始します。


「BG770A」は、Arduino IDE を使用してプログラミング可能なマイコン搭載の開発ボード「Wio LTE」の新バージョンで、低電力消費が特徴のセルラー通信(LTE-M/NB-IoT)に対応しています。 センサーやアクチュエーターの取り付けは、開発元の Seeed 社が展開する Grove モジュールをコネクタで接続できます。また、形状やサイズは Wio LTE JP Version を継承しつつ、固定用ネジ穴を4か所に増やしています。これにより半田付けが不要で、ケースへの取り付けも安定して行えるため、さまざまな用途、設置場所で使える IoT デバイスを迅速に開発できます。


本デバイスは、電力消費を抑える必要がある用途の IoT デバイス向けに最適化された通信規格である LTE-M、NB-IoT に対応しています。低データ量かつ省電力が求められる分野としては、屋外での環境センシングや、アセットトラッキング、インフラ管理や防災のためのモニタリング等があげられます。


LTE 通信の省電力機能である eDRX(*1)/PSM(*2)の利用や、センサーへの電力供給をプログラムで制御可能です。電源 OFF 時でもデータ保持ができる不揮発性メモリ(FeRAM)を搭載しており、乾電池や充電式バッテリーといった電源環境でも、通信や電力を制御しながら長期稼働するデバイスを開発できます。


(*1)eDRX:extended Discontinuous Reception、デバイスの電波サーチの間隔を延長する技術


(*2)PSM:Power Saving Mode、デバイスの電波サーチを一時的に停止する技術


SORACOM IoT SIM と組み合わせることで、データ送信時のデータ暗号化やプロトコル変換、クラウド連携のための認証や送信先情報の管理など、SORACOM のサービスを利用し、さらにデバイス側のプログラムをシンプル化し、安全にデータ通信量を削減することも可能です。


ソラコムは、IoT 活用をもっと身近にするべく、お客様、パートナー企業とともに社会やビジネスのイノベーションに貢献していきます。


低消費電力セルラーIoT デバイス開発ボード Wio BG770A


提供開始日
2024 年 12 月 2 日


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS05199/ba5fcd3a/18ff/4d3f/a52f/958a74aab91e/140120241202532420.pdf


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