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2024-11-29 11:40:00 更新

当社初の蓄電所の運転開始

2024年11月29日


関西電力株式会社


当社初の蓄電所の運転開始


当社とオリックス株式会社(以下、オリックス)は、12月1日より、紀の川蓄電所(所在地:和歌山県紀の川市、定格出力:48MW、定格容量:113MWh)の運転を開始します。


紀の川蓄電所は、国内で稼働中の蓄電所の中で最大級の規模※1であり、当社初の蓄電所となります。


2022年7月、当社とオリックスは、蓄電所事業へ参画することに合意し、これまで本蓄電所の建設を進めてまいりました。
2022年7月14日 お知らせ済み]


本蓄電所において、大型蓄電池を電力系統に接続し、電力の余剰時には充電し、不足時には放電することで、電力需給の安定化や再生可能エネルギーの導入加速に貢献します。


本蓄電所が1日1サイクルの充放電をした場合、一般家庭の約1.3万世帯の1日の電力使用量に相当します。


また、関西電力グループであるE-Flow合同会社が、AIを活用したシステムを通じ、卸電力取引市場、需給調整市場および容量市場※2における日々の市場動向を踏まえて最適な市場取引を行い、系統用蓄電池の収益の最大化を目指します。


当社グループは、これまで培ってきた、分散型エネルギーリソースを活用したVPP※3事業で得た知見などを活かし、引き続き、蓄電所事業を推進し、ゼロカーボン社会の実現に貢献していきます。


※1:当社調べ。
※2:卸電力取引市場:発電事業者と小売電気事業者が電力量(kWh)を取引する市場。
需給調整市場 :一般送配電事業者が周波数調整や需給調整を行うための調整力(⊿kW)を効率的に調達・運用する市場。
容量市場 :将来にわたる日本全体の供給力(kW)を効率的に確保する市場。
※3:Virtual Power Plant=仮想発電所の略。企業・自治体などが所有する生産設備や自家発電設備、蓄電池や EV(電気自動車)など地域に分散しているエネルギーリソースを相 互につなぎ、IoT 技術を活用してコントロールすることで、一つの発電所のように機能 させる仕組み。


以上


別 紙:紀の川蓄電所の概要


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2024/pdf/20241129_1j.pdf


情報提供:JPubb

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