2024 年 11 月 27 日
Kanadevia Inova が英国 Tilbury におけるごみ焼却発電プラントを受注 日立造船株式会社は 2024 年 10 月、「カナデビア株式会社」に商号変更しました。 カナデビア株式会社の 100%子会社で、ごみ焼却発電プラントの EPC(設計・調達・施工)、運営・メンテナンスなどを手がける Kanadevia Inova AG(スイス)はこのほど、英国の廃棄物処理、発電事業を手掛ける Viridor(英国)がロンドン東部 Tilbury (ティルベリー)で手掛けるごみ焼却発電プラントの EPC 業務を受注しました。
本プロジェクトでは、Viridor が中心となって設立した特別目的会社である Thameside Energy Recovery Facility(TERF)から、EPC の業務を請け負います。
本プラントの稼働は 2028 年を予定しており、稼働後は年間 35 万トンの一般廃棄物を処理し、40MWe(93,000 世帯の消費電力に相当)を発電する予定です。
当社グループは、国内外で 1,400 以上のごみ処理プラントを納入しています。英国では 2006年に最初の受注を獲得し、本プロジェクトで英国とアイルランド合わせて 22 件目のごみ焼却発電プラントの受注となりました。
当社グループは、今後もごみの衛生的な処理とクリーンエネルギー技術を通じて、国連サミットで採択された SDGs(持続可能な開発目標)の達成と世界の環境問題解決に積極的に取り組んでまいります。
なお、本件の概要は以下のとおりです。
1.発 注 者:Thameside Energy Recovery Facility
2.建 設 地:Tilbury Port, East of London, UK
3.ごみ処理量:35 万t/年(ストーカ式焼却炉)
4.工期:2024 年 11 月から 42 カ月間
5.発 電 出 力:40MW
(終)