2024 年 11 月 25 日
東 芝 プ ラ ン ト シ ス テ ム 株 式 会 社
⽶原湖東蓄電所の建設プロジェクト受注について 東芝プラントシステム株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:小⻄ 崇夫、以下「当社」)は、このたびオリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮、以下「オリックス」)が設立した SPC、⽶原湖東蓄電所合同会社より、系統※1 用蓄電所として国内最大級※2 の⽶原湖東蓄電所の建設プロジェクトを受注しました。
本プロジェクトは滋賀県⽶原市内の敷地(約 26,000m2)にリチウムイオン蓄電池コンテナ 140 台を設置して、定格出力 134MW、定格容量 548MWh※3 の系統用蓄電所として送電網や発電所の電力系統に接続し、電力の余剰時には充電を行い、不足時には放電を行うことで、再生可能エネルギーの有効活用を促進するためのものです。
当社は、本プロジェクトにおいて EPCC※4 を担当し、2026 年 11 月の引き渡しを目指します。
当社グループは、国内及び東南アジア地域等において数多くの再生可能エネルギーに関するプラントの EPCC 案件を手掛けており、これまで培ってきた経験・実績をもとに、常に最新の技術を提供してまいりました。
今後も当社は、強みである EPCC に、お客さまが求める価値や私たちがもつノウハウやスキルという有形無形の価値を掛け合わせて、脱炭素社会の実現というカタチとなるよう、推進してまいります。
※1 発電所から電気を消費者に届けるための、発電、変電、送電、配電までの一連のシステムを指す。
※2 当社調べ
※3 定格出力は瞬間的な出力の大きさ、定格容量は放電可能な持続時間のこと。
(本件の定格容量は、1 日 1 サイクルの充放電をした場合、一般家庭約 4.8 万世帯の 1 日の使用量に相当)
※4 EPCC:Engineering(エンジニアリング)、Procurement(調達)、Construction(建設)、Commissioning(試運転)の略
以上