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2024-11-05 00:00:00 更新

CVCファンド「Shimadzu Future Innovation Fund」バイオマスから二酸化炭素を回収、発電するライノフラックスに出資

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2024年11月5日 | プレスリリース CVCファンド「Shimadzu Future Innovation Fund」
バイオマスから二酸化炭素を回収、発電するライノフラックスに出資

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島津製作所はコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「Shimadzu Future Innovation Fund」(以下、Shimadzu FIF)を通じて、京都大学発のスタートアップであるライノフラックス株式会社(京都市、以下ライノフラックス)に出資しました。同社はバイオマス資源から高純度の二酸化炭素を回収しながら、高効率に発電するプラントを開発しています。

近年、カーボンニュートラルの実現に向けた再生可能エネルギーとしてバイオマス発電が注目されていますが、発電に使用する廃棄物の輸送コストがかかるなどの課題があります。ライノフラックスは、京都大学大学院工学研究科の蘆田隆一講師の研究成果である「バイオマス資源を燃焼させずに金属イオン溶液の酸化還元反応によりバイオマス資源から電気エネルギーと純度99.9%以上の二酸化炭素を回収する」という技術を保有しています。資源の発生場所近くにも設置できるコンテナ型の小型バイオエネルギー・炭素回収プラントを用いることで従来のバイオマス発電の課題を解決することが期待されています。

島津製作所はライノフラックスのバイオエネルギー・炭素回収技術と経営チームを高く評価し、Shimadzu FIFから出資しました。当社は今回の出資を通じて、同社の研究開発・事業開発を支援するとともに、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

ライノフラックス株式会社の概要

代表者代表取締役CEO 間澤 敦
本社京都市左京区吉田本町36-1 京都大学 国際科学イノベーション棟西館104号室
研究所京都市西京区御陵大原1-39 京大桂ベンチャープラザ南館2214号室
事業内容バイオエネルギー・炭素回収装置及び関連機器の設計・製造・販売・管理・運営
設立2024年4月
URLhttps://rhinoflux.com/

Shimadzu FIFの概要

正式名称Shimadzu Future Innovation投資事業有限責任組合
設立2023年4月
運用総額50億円
運用期間10年間
対象ステージシード・アーリーを中心に、成長フェーズにあるミドル以降にも対応
投資領域ヘルスケア、GX(グリーントランスフォーメーション)、マテリアル、インダストリー
無限責任組合員グローバル・ブレイン株式会社
有限責任組合員株式会社島津製作所
URLhttps://www.shimadzu.co.jp/research_and_development/cvc/index.html


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