プレスリリース

powered by JPubb

本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。

2024-10-30 00:00:00 更新

長瀬産業、キャプテックス、CO2OS 蓄電所等の評価診断業務サービス提供へ - 再生可能エネルギーの導入拡大を見据えた 蓄電池に係る評価診断及び運用・保守・点検業務における協業について

2024 年10月30日
長瀬産業株式会社
株式会社キャプテックス
株式会社CO2OS


長瀬産業、キャプテックス、CO2OS 蓄電所等の評価診断業務サービス提供へ
再生可能エネルギーの導入拡大を見据えた
蓄電池に係る評価診断及び運用・保守・点検業務における協業について


NAGASEグループの長瀬産業株式会社(以下「長瀬産業」)、株式会社キャプテックス(以下「キャプテックス」)、及び、株式会社CO2OS(シーオーツーオーエス、以下「CO2OS」)は、2024 年11月以降、蓄電所等の評価診断業務サービスの提供を開始することで合意しました。CO2OSが太陽光発電所診断事業で培った事業体制及び国内を網羅するプラットフォームと、NAGASEグループが有する蓄電池に関する開発・製造・評価のノウハウを掛け合わせ、再生可能エネルギーの導入拡大に対応する安定的なエネルギー供給のインフラの構築に貢献することを目指します。なお、3 社は、蓄電池の残存価値を評価するサービスや、蓄電所等の運用、保守、点検サービス提供に向けた業務提携契約を締結しており、今後はトータルサポートサービスの提供を見据えた取り組みを展開していきます。


取り組みの背景


カーボンニュートラル社会の実現へ向けて、太陽光や風力を活用する「再生可能エネルギー」の導入が加速しています。再生可能エネルギーは環境への負荷が少ない一方で、天候に左右され不安定な発電量をコントロールするための電力系統のインフラ整備が求められています。その課題を解決する装置として期待が高まっているのが蓄電池です。再生可能エネルギーで発電した電力を貯めることができるため、カーボンニュートラルの促進や災害時の電力確保など電力の有効活用が可能となります。日本国内では国や自治体による導入支援が進んでおり、直近1年間の蓄電所への接続契約数が約3倍と増加したことから、資源エネルギー庁は今後もその加速度的な推移を見込んでいます(※1)。国際的にも、国際エネルギー機関(IEA)が2050年の蓄電池の量が2030年の約6倍に増加する見通しを示すなど、世界的な動向となっています(※2)。長瀬産業、キャプテックス、CO2OSの3社は、需要が見込まれる蓄電池の活用促進のため国内の電力需給環境整備が必要という考えのもと、蓄電池や蓄電所等の評価診断、及び、それらの運用・保守・点検(メンテナンス)の事業領域等において協業体制を構築するため、業務提携契約を締結しました。本サービスは、3社共同の取り組みの第一弾となります。


各社の強み・役割


◆NAGASEグループ


化学系専門商社として約 190 年の歴史をもつ長瀬産業は、化学業界を中心に幅広いネットワークや情報を有しています。グループ会社のキャプテックスは、リチウムイオン二次電池(蓄電池)関連の技術、開発、製造に高い専門性を有しています。本業務提携において、長瀬産業は運営計画、ビジネススキームの構築や人財育成などを担います。キャプテックスは仕様書などの書類や実機の評価・診断、導入後の保守点検などのアフターサービスを提供します。


マテリアリティにおいてカーボンニュートラルを掲げるNAGASEグループでは、今後も成長が見込まれる再生可能エネルギー分野で新たなビジネスを推進し、脱炭素社会の達成に貢献してまいります。


◆CO2OS


国内最多クラスの5.5GWを超える豊富な太陽光発電所診断(技術デューディリジェンス)サービスの知見を有しているほか、特別高圧・高圧規模案件を中心に1GWを超える太陽光発電所へのO&MやAM(※3)業務を提供しています。また、修繕工事や、高圧規模発電所のEPC(※4)を展開しており、直近では先駆的な取り組みである太陽光発電所への蓄電池併設をEPCとして実施し、当該案件のAM・O&M業務を行っております(※5)。 今回の業務提携を機に系統用蓄電池案件でのサービス展開を加速し、今後も社会のニーズに沿った事業を発展してまいります。


業務提携により提供予定のサービス


1. 蓄電池設置検討段階(2024年11月より提供開始)


技術資料等を基にサプライヤーの技術/サポート/信用を総合的に診断し、事業ニーズにあったサプライヤーの選定サポート


技術デューディリジェンスサービス及び蓄電池性能評価実施によるリスクの診断


2. 蓄電所建設段階


蓄電池サプライヤーとの折衝等における技術的観点からのアドバイザリーサービス


3. 蓄電所運用段階


蓄電所の運営・保守・点検(メンテナンス)業者に対する技術的観点からのアドバイ
ザリーサービス


蓄電池の不具合発生時の初期的解析


※1、※2 資源エネルギー庁作成「系統用蓄電池の現状と課題」(2024年5月29日)
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/saisei_kano/pdf/062_05_00.pdf


※3 AM(Asset Management アセットマネジメントの略。対象資産のマネジメント計画や管理方針の策定などを行い、リスクとリターンをコントロールする。)


O&M(Operation&Maintenance オペレーション・アンド・メンテナンスの略。AMによって策定された計画に則り、対象資産の保守・点検や管理の実務を行う。)


※4 設計(Engineering)、調達(Procurement)、建設(Construction)の 3つを一括したプロジェクトとして設備建設工事を請負う方式。


※5 鹿児島県の太陽光発電所に蓄電池を併設し運用を開始
https://daiwa-ei.jp/news/pdf/20240227.pdf


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.nagase.co.jp/assetfiles/uploads/20241030_PR_01.pdf


再生可能エネルギー等に関するプレスリリース
電力会社・ガス会社等によるプレスリリース

情報提供:JPubb

プレスリリース一覧に戻る