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2024-10-25 13:00:00 更新

足寄発電所(水力)の最大出力の増加について~ノンファーム型接続による系統接続量増加~

2024年

プレスリリース

足寄発電所(水力)の最大出力の増加について
~ノンファーム型接続による系統接続量増加~

2024年10月25日
電源開発株式会社

電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:菅野 等)は、本日、足寄発電所(北海道足寄郡足寄町)の最大出力が40,000kWから42,300kWに増加したことをお知らせします。

足寄発電所は、水車発電機など主要設備を一括で更新するリパワリング工事を2023年3月に完了しました※1。リパワリング工事による出力増加分2,300kWについては、ノンファーム型接続※2により送電する計画でしたが、今般、「調整電源以外の電源も含め一定の順序で出力制御する再給電方式(一定の順序)」の接続ルールが適用開始※3となったことから、足寄発電所のリパワリング工事による出力増加分2,300kWをノンファーム型接続することが可能となり、同発電所の最大出力が増加しました。

Jパワーグループは、これまでの全国各地における水力発電所開発・運営の経験と実績を踏まえ、J-POWER "BLUE MISSION 2050"で掲げたカーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギー事業の拡大に向けて取り組んでいきます。

  1. 2023年3月22日「足寄発電所1号機が営業運転を開始しました」
  2. 電力系統の送変電設備は常に最大容量を使っているわけではなく、送変電設備の容量が空いている時の空容量を活用し、増出力分を出力するのがノンファーム型接続です。送変電設備の最大容量を超える場合は出力が抑制されます。足寄発電所は40,000kWの送変電設備容量は確保しているため、増出力分(2,300kW)のみノンファーム型接続となります。
  3. 2022年7月29日 電力広域的運営推進機関「2023年12月再給電方式(一定の順序)の導入について」

足寄発電所(外観)

  1. 足寄発電所概要
  2. 所在地北海道足寄郡足寄町
    出力40,000kW → 42,300 kW
    最大使用水量毎秒56トン
    ダム活込ダム(堤長185m、高さ34m)
    運転開始1955年10月
  3. 位置図

以上

添付書類

本文(PDF:252KB)


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