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2024/10/24
日本製鉄株式会社
日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)が提供する高耐食溶融めっき鋼板ZAM®が、東京電力リニューアブルパワー株式会社(以下、東京電力リニューアブルパワー)における水力発電所制御装置の筐体(きょうたい)に採用されました。
東京電力リニューアブルパワーが株式会社日東電機製作所と取り組まれた協働カイゼンにより、筐体にZAMを採用することで、①従来の塗装防錆に関しては、ZAMが有する高耐食性で機能代替できること、②塗装工程が省略出来ることにより製造工程におけるCO2排出量の削減が可能であること、③製造工期の短縮が可能であること等が評価され、今回の採用となりました。
ZAMを採用する効果等に関しては、東京電力リニューアブルパワーでは、従来の水力発電所の制御装置(筐体)の製造工程でのCO2を約30%削減、製造工期の1ヶ月短縮が可能と見込まれており、今後、同社では更新を計画している水力発電所に順次展開していく予定となっています。*1
日本製鉄の高耐食溶融めっき鋼板ZAM*2は、社会におけるCO2排出量削減に寄与する日本製鉄の高機能製品・ソリューション技術NSCarbolex®Solution*3の構成製品の一つです。
日本製鉄は、高機能製品・ソリューション技術の提供を通じて、引き続き、サプライチェーン全体でのカーボンニュートラルの実現に貢献していきます。
*1:2024年9月4日付 東京電力リニューアブルパワーの開示内容
「水力発電所制御装置の製造工程におけるCO2排出量削減について」
https://www.tepco.co.jp/rp/about/company/press-information/press/2024/pdf/240904j0101.pdf
*2:高耐食溶融めっき鋼板ZAMの概要は、以下のURLよりご参照ください。
https://www-zam.nipponsteel.com/
*3:NSCarbolex Solutionの概要は、以下のURLよりご参照ください。
https://www.nipponsteel.com/product/nscarbolex/solution/
情報提供:JPubb