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2024.10.21
お知らせ
住友電設株式会社(本社:大阪府大阪市、取締役社長:谷 信)は、スマートファクトリーの導入を検討している企業やその構築を支援する事業者に向けた「スマートファクトリー支援ソリューション」を10月21日より提供開始いたします。
スマートファクトリーの構築は、製造業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する重要なステップですが、導入にはさまざまな課題が存在します。そこで当社は、最新のOT向けソリューションを提供し、企業のスマートファクトリー化を全面的にサポートします。
スマートファクトリーは、IoTやAIなどの先端技術を駆使して、生産工程全体の自動化・最適化を図る工場のことを指します。
スマートファクトリー化は、製造プロセスの可視化や効率化、品質向上が期待されており、日本でもその必要性が急速に高まっています。
しかしながら、導入の際には以下のような課題が立ちはだかっています。
(1) 既存設備との統合の難しさ 多くの製造業では、すでに運用されている旧来の設備とのデータ連携や互換性を 確保することが難しいとされています。 |
(2) データセキュリティの脆弱性 ITとOTの融合に伴い、外部からのサイバー攻撃のリスクが増大しており 万全のセキュリティ対策が必要です。 |
(3) 初期投資の大きさ 設備投資にかかるコストや導入までの時間が膨大であり、ROI(投資対効果)が 短期的に見えにくいことが課題とされています。 |
(4) 技術者不足 特に日本では、熟練技術者の減少やデジタル技術に対応できる人材が不足しており 技術の継承や人材育成が重要な課題となっています。 |
これらの課題を解決するために住友電設は、スマートファクトリー化を進める企業をサポートし、実現に向けた段階的な推進を支援いたします。
本ソリューションでは、特にOT(オペレーション技術)領域に特化したソリューションを提供します。製造現場のデータ活用とセキュリティの両立を実現するため、工場内の制御ネットワークのIP化を支援し、安全なクラウド接続を確立します。これにより、遠隔からデータ収集や可視化が可能になり、効率的な生産管理が実現します。
また、ロボットや自動化システムを導入する企業やシステムインテグレータ(SIer)に対しては、リモート保守基盤を提供します。これは、初めてロボット導入を行う企業にとって、導入後の運用面での不安を解消する重要な手段です。リモート保守により、専門家が遠隔から機器の稼働状況を監視し、トラブルが発生した場合には迅速に対応します。この仕組みは、ダウンタイムの削減や出張修理費の削減にもつながり、コスト削減に貢献します。
当社は、お客様のニーズに合わせて最適なリモート保守環境を提供するため、GUGEN社のFALCONNECTをはじめ、様々なリモート保守基盤を導入しております。GUGEN社のFALCONNECTは、PLCやロボットコントローラの状態をリアルタイムで監視・管理することが可能です。加えて、稼働データの収集やアラート通知機能により、稼働状況を遠隔からも把握できるため、予防保全やトラブルの未然防止が可能です。
スマートファクトリーでは、無線ネットワークの構築も重要な要素となります。特に工場や倉庫における搬送ロボットや作業支援ソリューションの導入が進む中、安定した無線環境の整備は、機器の円滑な稼働を保証するために必要不可欠です。住友電設は、無線サイトサーベイを実施し、工場や倉庫内の電波強度や通信状態を可視化することで、最適な無線LAN環境を構築します。これまでに200件を超える実績があり、さまざまな現場での導入支援を行ってきました。
住友電設は、スマートファクトリー化において企業が直面する課題に対して、最適なソリューションを提供します。 当社の「スマートファクトリー支援ソリューション」は、制御ネットワークのIP化、リモート保守基盤、無線環境構築など、多岐にわたるサポートを通じて、製造業のデジタル変革を強力に支援します。
<本件に関するお問い合わせ先>
住友電設株式会社
情報通信システム事業部
新規事業推進室
Mail:contact_01@sem.co.jp
情報提供:JPubb