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2024年10月15日
東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村 明義、以下「東京メトロ」)、コスモエネルギーホールディングス株式会社(代表取締役社長:山田 茂)のグループ会社であるコスモエコパワー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:野地 雅禎、以下「コスモエコパワー」)、東京電力エナジーパートナー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長﨑 桃子、以下「東京電力EP」)は、2024年9月27日付で、陸上風力を活用したバーチャルPPA(非FIT発電設備※1における発電に係る環境価値の提供に関する契約、以下「本PPA」)を締結しました。
コーポレートPPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約)は、需要家が発電事業者から直接再生可能エネルギーを購入する契約形態であり、バーチャルPPA※2とは、需要家の敷地外に立地する専用発電所で発電された再生可能エネルギーの環境価値のみを需要家が調達する手段です。国内の鉄道業界における陸上風力を活用したバーチャルPPAの導入は、本件が初めての事例です※3。
本PPAの締結により、東京メトロは、コスモエコパワーが運営する姫神ウィンドパークから、発電にともない生み出される年間約2,100万kWh分の環境価値を、非化石証書として約15年間にわたり受け取ります。これにより東京メトロは、銀座線で使用する電力を一部実質再生可能エネルギー化し、CO₂排出量を年間約8,190トン削減できる見込みです。
4社はカーボンニュートラルと持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進すべく、今後も継続して再生可能エネルギーの活用を積極的に進めてまいります。
※1:FIT制度(固定価格買取制度)の適用を受けていない発電設備
※2:2022年3月以前に運転開始された再生可能エネルギーの環境価値を対象とするバーチャルPPAの場合は、電力供給を担う小売電気事業者を通じて需要家に供給することが義務付けられている
※3:対外公表ベースで、国内の鉄道業界では初の導入事例
鉄道業界初、東京メトロが陸上風力バーチャルPPAを導入 銀座線の使用電力を一部実質再エネ化.pdf(PDF:468 KB)
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情報提供:JPubb