2024 年 10 月 4 日

サーラエナジー株式会社

〜地域における脱炭素社会の実現を目指して〜
再エネ併設型蓄電所「サーラ東三河蓄電所」の建設を開始

サーラエナジー株式会社（本社：愛知県豊橋市、代表取締役社長：鈴木 敬太郎、以下、当社）は、 日本初※1となる再生可能エネルギー併設型蓄電所「サーラ東三河蓄電所（以下、本蓄電所）」の建設を、2024年11月より開始いたします。

本蓄電所の建設は、当社が建設を進めている「サーラ浜松蓄電所（系統用蓄電池※2事業）」に続く2カ所目の蓄電所建設プロジェクトであり、電力系統からの充電に加え、太陽光発電設備による発電電力も蓄電することが可能となります。また、需給調整市場を中心に供出し、電力の安定供給と新しい収益機会の創出を目指してまいります。なお、本蓄電所の本格稼働は2025年夏頃を予定しております。

当社は、中長期の成長分野と位置づける電力事業において、再生可能エネルギーの導入を促進する蓄電池の普及・拡大が必要不可⽋であると考えております。今後は、自社の再生可能エネルギー電源の開発や蓄電所の運用にとどまらず、サーラグループ各社との連携を通じて、お客さまのニーズが高まる蓄電池の設置や蓄電所の建設を推進してまいります。

また、本蓄電所の運用における各電力市場取引に関しては、株式会社エナリス（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：都築 実宏）と、同社を介した取引の実施に合意いたしました。今後は、同社との協業により、東三河地域・遠州地域以外での蓄電所建設も進めていく予定です。

これからも当社は、地域のお客さまの低炭素化、脱炭素化の取り組みを積極的にサポートするとともに、地域のカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。

※1 2024年10月4日時点 当社調べ FIT・FIP認定を取得せず運用する新設の再生可能エネルギー併設型蓄電所として日本初
※2 系統用蓄電池：蓄電池を電力系統に直接接続して充放電を行うもの。太陽光発電等の再生可能エネルギーが余った時には充電し、夜間など電力不足時に放電することで、再生可能エネルギーの出力変動に対する需給を調整し、電力の安定供給への貢献が可能です

１．サーラ東三河蓄電所（再生可能エネルギー併設型蓄電所）の概要

名称
サーラ東三河蓄電所（SALA Higashimikawa Storage Station）
設置場所
愛知県豊橋市新⻄浜町 2-10 サーラ e パワー株式会社 東三河バイオマス発電所敷地内
蓄 電 池 種 別
リチウムイオン電池（ジンコソーラー）
出力
1,999kW（高圧）
太 陽 光 パ ネ ル 容 量
700kW 程度（PCS 出力 650kW 程度）
蓄 電 池 容 量
7,520kWh（直流換算）
運転開始
2025 年夏頃本格稼働開始予定

■サーラ東三河蓄電所 建設予定地（サーラ e パワー株式会社 東三河バイオマス発電所敷地内）

２．各社概要

○株式会社エナリス
会社名
株式会社エナリス
本 店 所 在 地
東京都千代田区神田駿河台 2-5-1 御茶ノ水ファーストビル 14F
代表者
代表取締役社長 都築 実宏
資本金
1 億円
創業
2004 年 12 月
株主
au エネルギーホールディングス株式会社 59％、電源開発株式会社 41％
事業概要
法人需要家向けサービス（エネルギーエージェントサービス、各種脱炭素ソリューション）、新電力事業者向けサービス（小売電気事業者向け需給管理サービス/電力卸取引など）

○当社
会社名
サーラエナジー株式会社
本 店 所 在 地
愛知県豊橋市駅前大通一丁目 55 番地 サーラタワー
代表者
代表取締役社長 鈴木 敬太郎
資本金
31 億 6,278 万 9 千円
創立
1943 年 9 月 1 日
株主
株式会社サーラコーポレーション 100％
事業概要
都市ガス事業、LP ガス事業、高圧ガス事業、電気供給事業、ガスに関連する機械器具の販売、ガスに関する工事の請負、リフォーム工事の請負 ほか

以上

本件に関するお問合せ先
サーラエナジー株式会社 総務グループ ＴＥＬ：0532-51-1220