台湾・嘉義市向け廃棄物発電プラント設備を受注

2024年10月3日
JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社（本社：東京都千代田区、社長：福田一美）は、このたび台湾・嘉義市に建設される廃棄物発電プラント向けの主要機器を受注しました。

本プラントは、嘉義市政府環境保護局が、台湾のエンジニアリング会社最大手であるCTCI Corporation (本社：台湾台北市)を中心に構成される特別目的会社ECOVE Chiayi Energy Corporation(以下、ECOVE Chiayi社)に発注したものです。ECOVE Chiayi社は廃棄物発電プラント（処理能力：500 t/日）の建設から管理・運用を行い、当社は本プラントの主要機器である焼却炉およびボイラ設備の設計・調達と、据付・試運転期間中の技術指導員の派遣を行います。

当社は廃棄物の安定燃焼技術、排気ガス中のダイオキシン類や一酸化炭素を低濃度に抑制する燃焼技術を保有しており、高い技術力と豊富な実績が評価され、今回の受注に至りました。廃棄物発電プラントとしては台中市文山清掃工場（処理能力：900ｔ/日、1995年竣工）建設工事以来の台湾での受注となります。

台湾では1980~2000年代にかけて廃棄物発電プラントが整備され、現在プラント稼働後20年以上経過していることから、増強工事や老朽化更新を含む建設需要が高まっています。
当社はこれからも廃棄物発電プラントのリーディングカンパニーとして、廃棄物の有効活用によるSDGs (持続可能な開発目標)の達成と社会課題の解決を目指し、お客様のニーズに合わせた最適な技術を提供してまいります。

受注概要

以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

• ＪＦＥエンジニアリング株式会社 総務部広報室

一覧に戻る