オリックス株式会社（本社：東京都港区、社長：井上 亮）は、このたび、当社グループ会社のElawan Energy S.L.（本社：スペイン・マドリード、CEO：Dionisio Fernández Auray、以下「Elawan」）が、Googleとの間で、コーポレートPPA（電力購入契約）を締結しましたのでお知らせします。

Elawanは、スペインをはじめとする欧州や北米・南米を中心に、15カ国において風力および太陽光発電所の開発・運営を行っています。現在稼働中の約1.8GWの発電所に加えて、約8GWの開発中プロジェクトを有しており^※1、世界各国で開発から運営まで一貫して手掛ける専門性と機能に強みを持っています。
このたびElawanは、米国テキサス州ヒル郡の太陽光発電所で発電した37.0MWの再生可能エネルギーを2026年よりGoogleへ供給^※2します。
Googleは、2030年までに自社のデータセンターやオフィスなどで使用する全てのエネルギーの脱炭素化を目標に掲げており、Elawanは本プロジェクトを通じてGoogleのクリーンエネルギー調達を支援します。

オリックスグループは、2050年カーボンニュートラル実現にむけて、再生可能エネルギー事業のグローバル展開に取り組んでいます。北米での再生可能エネルギー事業強化を戦略の一つとしており、本プロジェクトにより、北米での事業拡大を推進します。現在、テキサス州ヒューストンにElawanの現地オフィスを構え、経験豊富な開発チームを有するとともに、米国で300MWを超える発電プロジェクトを運営しています。

オリックスグループは、今後もこれまでに培った豊富な経験や知見を生かして再生可能エネルギーの需要に応えていくとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

※1 2024年6月末時点
※2 GoogleとLevelTen Energyが共同開発したデジタルプラットフォーム（LEAP^TM）を使用。LEAP^TMは、再エネ需要家のRPF（提案依頼）とPPA（電力購入契約）の一連の契約プロセスをプラットフォーム上で統合し、PPA契約に必要な時間を従来の12カ月以上から2~3カ月に短縮するもの。