プレスリリース

powered by JPubb

本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。

2024-09-13 00:00:00 更新

(仮称)島牧郡島牧沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について

2024年09月13日
  • 総合政策

(仮称)島牧郡島牧沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について

環境省は、「(仮称)島牧郡島牧沖洋上風力発電事業計画段階環境配慮書」(株式会社ユーラスエナジーホールディングス)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

環境大臣意見では、
(1) 鳥類への影響について、専門家等からの助言を踏まえ、適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
(2) 海生生物への影響について、専門家等の助言を踏まえ、適切な調査、予測及び評価を行うこと。また、その結果を踏まえ、藻場の改変を回避又は極力低減するとともに、工事中における水の濁り等により、海生生物の生息・生育環境への影響が懸念される場合は、環境保全措置を講ずること
(3) 景観への影響について、風力発電設備等の配置等の検討に当たっては、現地調査により主要な眺望点及び利用施設からの眺望の特性、利用状況等を把握した上で予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、眺望景観への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。

■ 背景

環境影響評価法は、出力50,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を第一種事業とし、環境大臣は事業者から提出された計画段階環境配慮書について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
今後、経済産業大臣から事業者である株式会社ユーラスエナジーホールディングスに対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価手続を行うこととなる。

※ 計画段階環境配慮書:事業への早期段階における環境配慮を可能にするため、事業の位置・規模等の検討段階において、環境の保全について適正な配慮をしなければならない事項について検討を行い、その結果をまとめた図書。

■ 事業の概要

北海道島牧郡島牧村の沖合において、最大で出力550,000kWの風力発電所を設置する事業。
・ 事業者 株式会社ユーラスエナジーホールディングス
・ 事業位置 北海道島牧郡島牧村の沖合(事業実施想定区域面積 約6,500ha)
・ 出力 最大550,000kW程度(単機出力10,000~25,000kW×23~56基程度)

(参考)環境影響評価に係る手続

・ 令和6年7月30日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・ 令和6年9月13日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室

代表
03-3581-3351

直通
03-5521-8237

室長
加藤 聖

室長補佐
鈴木 祐介

審査官
河合 実名子

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。


再生可能エネルギー等に関するプレスリリース
電力会社・ガス会社等によるプレスリリース

情報提供:JPubb

プレスリリース一覧に戻る