2 0 2 4 年 9 月 5 日
関西電力株式会社
蓄電池劣化診断手順書に係る評価証明書の国内初の取得
当社は本日、第三者評価機関である一般財団法人 電気安全環境研究所※1(以下、JET)より、蓄電池劣化診断手順書※2の妥当性に関する評価 証明書を受領しました。
JETにより、蓄電池の劣化診断手順※3の妥当性が証明されるのは 国内初となります。
当社は2022年11月から、東芝エネルギーシステムズ株式会社と、大容量蓄電池および電気自動車用蓄電池の安全・安心な運用を実現する蓄電池劣化診断サービスの提供に向けて取り組んできました。今回の評価証明書の受領は、それらの取組みの一環となります。
[2022年11月17日、2023年8月18日、2024年7月29日お知らせ済み]
蓄電池の劣化状況は、設置環境や充放電方法等によってさまざまです。 また、蓄電池の導入が拡大する中、劣化状態の定量的な把握や健全性、寿命 予測等、お客さまのニーズが顕在化しています。
当社は、JETの評価証明を受けた評価手順書による蓄電池劣化診断 サービスの提供を通じて、このようなお客さまの課題やニーズにお応えするとともに、引き続き、大容量蓄電池の利活用およびEV電池のリユースも含めたトータルソリューションサービスの展開を目指してまいります。
※1:電気用品安全法に基づく適合性検査をはじめ、電気製品に係るS-JET認証ほか、 試験・認証を実施している第三者機関
※2:電池の劣化度合いを測定するための手順書 ※3:蓄電池の運用を継続しながら、蓄電池の内部状態を推定し、異常や安全性を総合的に診断することができる東芝グループの独自技術
以上