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2024年9月3日
令和5年度の我が国の石油・天然ガスの自主開発比率は、前年度比+3.8%の37.2%となりました。
石油・天然ガスの自主開発比率は、石油・天然ガスの輸入量及び国内生産量に占める、我が国企業の権益に関する引取量及び国内生産量の割合と定義されます。
石油・天然ガスの大宗を海外からの輸入に頼る我が国にとって、安定的な資源・エネルギー供給の確保は必要不可欠です。そのため、第6次エネルギー基本計画(令和3年10月閣議決定)において、国産を含む石油・天然ガスの自主開発比率を、2030年度に50%以上、2040年度に60%以上に引き上げることを目指すこととしています。
令和5年度の石油・天然ガスの自主開発比率は、前年度と比べ3.8%増加しました。これは石油・天然ガスの輸入量が減少したことと、特に海外における天然ガス開発プロジェクトの進展により我が国企業が権益を持つ引取量が増加したこと等によるものと考えられます。
年度 | 自主開発石油・天然ガス引取量 及び国内生産量(万バレル/日) | 自主開発比率(%) |
平成21 | 124.1 | 23.1 |
平成22 | 129.7 | 23.5 |
平成23 | 129.6 | 22.6 |
平成24 | 129.4 | 22.1 |
平成25 | 136.4 | 23.3 |
平成26 | 139.1 | 24.7 |
平成27 | 152.9 | 27.2 |
平成28 | 153.3 | 27.4 |
平成29 | 145.2 | 26.6 |
平成30 | 153.1 | 29.4 |
令和元 | 174.6 | 34.7 |
令和2 | 175.3 | 40.6 |
令和3 | 175.3 | 40.1 |
令和4 | 157.8 | 33.4 |
令和5 | 162.5 | 37.2 |
※天然ガスについては原油換算で算出
注:昭和48年度(1973年度)から平成20年度(2008年度)まで石油のみを対象として自主開発比率を算出してきましたが、平成21年度(2009年度)以降は石油と天然ガスを合算して、自主開発比率を公表しています。
資源エネルギー庁 資源・燃料部 資源開発課長 長谷川
担当者:大瀧、野口
電話:03-3501-1511(内線4641)
メール:bzl-s-shinen-kaihatsu★meti.go.jp
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