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自然環境への負荷を可能な限り回避し、技術的政策によりトレードオフを解消することで、信頼される再生可能エネルギーの推進を目指すために、ネイチャーポジティブやカーボンニュートラルの同時達成に必要となる各種技術テーマについて公募を行いました。
特に本事業は、発電設備を模した「観測ブイ」を設置し、その海域の自然生態系(魚群等)に与える影響について調査することで海域生態系の観測システムの技術確立を行うとともに、浮体式洋上風力発電の導入にあたっての地域における理解醸成等を促進できるビジネスモデルの構築に関する実証を行うものです。
① 課題設定の適切性
② 実証手法・目標の妥当性
③ 実施計画・体制
④ 出口戦略と波及効果
⑤ 環境負荷の低減
⑥ 経費の妥当性
の観点から、審査委員会による評価を経て以下の事業を採択しました。
事業主体 | 事業名称 | 事業概要 |
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輪島建設協同組合 | 浮体式洋上風力発電の魚類蝟集効果等の 解析と理解醸成の在り方検証事業 | 浮体式洋上風力設置海域にフローティングライダーを浮かべ、蝟集する魚種、 海深、時期、その時の海象条件等の科学的データを取得し、漁業関係者に公開し、 漁業者の魚探データと照らし合わせ、漁業への影響評価を行い、漁業関係者の 洋上風力への理解醸成を図る。 |
環境省自然環境局自然環境計画課 生物多様性主流化室
情報提供:JPubb