令和6年8月2日
四国電力株式会社
伊方発電所3号機1次冷却材ポンプ3C封水注入系統
配管フランジからの漏水について
定期検査中の伊方発電所3号機(定格電気出力89万キロワット)において、8月1日15時15分頃、原子炉格納容器内の床に水たまりがあることを確認しました。
現地を確認したところ、水たまりについては、1次冷却材ポンプ3Cの点検のために開放した封水注入系統配管フランジからの漏水であることを確認しました。また、当該配管フランジより漏水が継続していたため、当該配管フランジに閉止蓋を取り付け、漏水は停止しています。
水たまりは原子炉格納容器内の1次冷却材ポンプ3C付近に留まっており、外部への漏えいはありませんでした。
水たまりについては、全量ふき取りを行いました。
漏水量は約14リットルで、分析の結果、放射能量は約2.7×105Bq※と推定しました。
今後、詳細を調査します。
なお、本事象によるプラントへの影響および環境への放射能の影響はありません。
※国への報告基準(3.7×106Bq)の10分の1未満
伊方発電所3号機1次冷却材ポンプ3C封水注入系統配管フランジからの漏水概略図
以上