2024年7月31日
京王グループの都内主要ホテルにおいて使用する電気を
実質再生可能エネルギー由来の電力に切り替えます
京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市、取締役社長:都村智史)では、京王グループにて所有または運営管理する「京王プラザホテル(新宿)」および「京王プレッソイン(全10店舗)」を対象に、2024年8月から使用する電気の全てを実質再生可能エネルギー由来の電力に切り替えます。
京王グループでは、「京王グループ理念」や「京王グループサステナビリティ基本方針」に基づいたマテリアリティ(重要課題)の一つとして「環境にやさしく」を掲げており、環境に配慮した事業活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、長期的な企業価値を向上させることを目指しています。
2050年度にはカーボンニュートラルを目指すという長期環境目標を掲げ、気候変動という社会課題への対応として当社グループのCO₂排出量(スコープ1、2)について削減を進めています。
本目標の達成に向けた取り組みとして、東京電力エナジーパートナー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長﨑桃子)が提供するグリーンメニューを活用し、対象物件にて電気の使用に際し排出していた年間約10,000t-CO₂(2023年度実績)を実質ゼロにする取り組みを開始します。
今後も京王グループでは、省エネルギー施策の着実な推進や再生可能エネルギー由来の電力の活用検討等、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。
詳細は下記のとおりです。
1.概要
環境目標の達成に向けて、今後インバウンド需要の更なる拡大でCO₂排出量の増加が見込まれる京王グループの都内主要ホテルにおいて、客室・宴会場・レストラン等で使用する全ての電気を実質再生可能エネルギー由来に切り替えることで、お客さまへ環境に優しいホテルを提供します。
※FIT非化石証書:FIT(固定価格買い取り制度)の適用を受ける電源の環境価値に関する証書
2.対象物件
物件名称
CO₂排出量※
[t-CO₂]
客室数
京王プラザホテル
新宿(本館・南館)
7,700
1,453室
京王プレッソイン
①神田
150
270室
②新宿
370
371室
③大手町
300
386室
④日本橋茅場町
250
236室
⑤五反田
160
178室
⑥池袋
350
231室
⑦東京九段下
160
126室
⑧赤坂
150
157室
⑨東京駅八重洲
220
248室
⑩浜松町
260
339室
※2023年度に各物件において使用した電気により排出されたCO₂量(概算値)
以上
【参考1】京王グループにおける長期環境目標について
京王グループでは、グループ理念に基づき、ステークホルダーの皆様のくらしを支える事業を通じて、未来社会に豊かな環境を引き継ぐために、環境に配慮した活動を行ってまいりました。中でも、気候変動の緩和のために、省エネ施策の実施など環境負荷低減に積極的に取り組んでいます。
2023年6月に従来の環境目標を更新し、当社グループのCO₂排出量の削減目標として、新たに2050年度実質ゼロを掲げ、中間地点となる2030年度には2019年度比30%削減(連結)の目標を設定しました。
【参考2】「株式会社京王プラザホテル」について
1.会社名株式会社京王プラザホテル
2.代表者若林克昌
3.所在地東京都新宿区西新宿2-2-1
4.事業内容ホテル業
5.客室数1,653室
6.URLhttps://www.keioplaza.co.jp/
【参考3】「株式会社京王プレッソイン」について
1.会社名株式会社京王プレッソイン
2.代表者許田晃子
3.所在地東京都新宿区新宿3-1-24京王新宿三丁目ビル
4.事業内容ホテル業
5.客室数2,542室
6.URLhttps://www.presso-inn.com/