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2024-07-26 00:00:00 更新

経済産業省 齋藤大臣記者会見 - 2024年7月26日 - 質疑応答 ●次世代半導体支援 ●サーキュラーエコノミー ●日本原子力発電敦賀発電所2号機

齋藤経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

English

2024年7月26日(金曜日)
10時49分~10時55分
於:本館10階記者会見室

冒頭発言

なし

質疑応答

次世代半導体支援

Q:次世代半導体の量産支援について伺います。
一昨日、岸田総理が北海道のラピダス工場を視察した際に、次世代半導体の量産等に向けた必要な法案を早期に国会に提出する、関係省庁において具体的な内容、提出時期等について検討を開始すると記者団に述べました。この法案については、ラピダスへの民間融資に政府保証をつける内容などが報じられていますが、担当する経済産業省としてどのような法案にしたいのか、いつ頃国会に提出されるお考えなのか、現状のお考えをお聞かせください。

A:一昨日、岸田総理から、次世代半導体の量産等に向けた必要な法案について、関係省庁において具体的な内容、提出時期等の検討を開始するという御発言がございました。
政府としては、AI・半導体分野での国内投資、これを継続的に拡大していくため、骨太方針2024において、「これらの分野に、必要な財源を確保しながら、複数年度にわたり、大規模かつ計画的に量産投資や研究開発支援等の重点的投資支援を行うこととする。その際、次世代半導体の量産等に向けた必要な法制上の措置を検討するとともに、必要な出融資の活用拡大等、支援手法の多様化の検討を進める」、このように書かれているということであります。
御質問の次世代半導体の量産等に向けた法案の内容、提出時期等については、具体的にまだ固まったものがございませんので、現時点ではお話しできないわけですが、早期の国会提出に向けて検討を行っていく所存です。
いずれにしましても、半導体はデジタル化や脱炭素化、経済安全保障の確保を支える最重要技術でありますので、その支援策の在り方については、総理指示や骨太方針を踏まえまして、経済産業省としてしっかりと検討していきたいと思っています。

サーキュラーエコノミー

Q:サーキュラーエコノミーについて2点お伺いします。
先日、岸田首相から、視察先の軽井沢で、推進に向けて関係閣僚会議を開催するというお話がございました。おそらく大臣も関係閣僚会議のメンバーに入られるのではないかと思いますが、サーキュラーエコノミーについて、今、カーボンニュートラルの他に、経済安全保障や地域創生の面からも期待されている面が大きいかと思います。今、このタイミングで政府としてサーキュラーエコノミーに関して取組を強化する意義と、もう一点、サーキュラーエコノミーについては、バージン材に対するコストの関係など、まだ課題も多くあるかと思いますが、今、足元で解決していくべき課題など、何か認識がございましたらお願いします。

A:これから組織を作って検討するということでありますので、私から中身についてお話しするのは差し控えた方がいいと思いますが、サーキュラーエコノミーの推進については大変重要な日本の政策課題だと思っていますし、経済産業省は、その中で重要な一翼を担う存在としてしっかりと貢献をしていきたいと考えています。

日本原子力発電敦賀発電所2号機

Q:敦賀原子力発電所2号機についてお伺いします。
本日開催の審査会合で、結果によっては一部で再稼働できなくなるかと存じますが、今後のエネルギー政策への対応について、大臣のお考えを教えてください。

A:まず、日本原子力発電の敦賀発電所2号機については、御指摘のように、本日、原子力規制委員会の審査会合が開催される予定であります。ただ、その審査の状況について、今、私がコメントをするというのは適切ではないと思います。
いずれにしましても、原子力規制委員会が新規制基準に適合すると認めた場合のみ、地元の理解を得ながら再稼働を進めるという政府の方針、これは変わらないわけでありますので、日本原子力発電におきましては、原子力規制委員会の審査に丁寧に対応していただきたいと思っております。

以上

最終更新日:2024年7月26日


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