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2024年7月16日
SBIリーシングサービス株式会社
SBIリーシングサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:佐藤 公平、以下「当社」といいます。)は、船舶ファイナンスにおける世界大手であり、当社の船舶リース事業における戦略的パートナーでもあるBNPパリバ銀行と協働し、本年5月に続き、新たにCapital Product Partners L.P.(本社:ギリシャ、以下「CPLP」といいます。)との船舶リース契約の締結並びに同リース事業を対象とした投資案件の組成を行ったことをお知らせいたします。
2024年5月31日のプレスリリースでお知らせした船舶リース事業(https://www.sbils.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/20240531.pdf)は、日本経済への貢献度が高い、CPLP向けの優良案件であるとともに、投資家の皆さまには良質な投資商品とESG投資の機会を提供する取り組みでした。当社は本取り組みをさらに推進するため、CPLP向けLNG船2隻目の投資案件の組成を決定しました。
本件リース先であるCPLPは、ギリシャを拠点とするLNG等のエネルギー輸送に特化したグローバルな海運会社です。同社は2007年に米NASDAQ市場に上場し、2024年6月時点で最新鋭のLNG船12隻と環境規制に対応した大型コンテナ船8隻、合計20隻の高性能船舶を保有しています。さらに、2026年から2027年にかけて竣工予定の次世代型の高性能LNG船6隻、温室効果ガスの排出量を抑制するエンジンを搭載した中型LPG船6隻、そして極めて高い建造技術を要する二酸化炭素運搬船4隻、これら合計16隻の新造船の建造契約を締結する等、環境問題に積極的に取り組んでいる海運会社です。
本件対象船であるLNG船は本年6月に建造され、温室効果ガスの排出抑制等の環境規制に対応した最新鋭の高性能エンジンを搭載しており、本邦企業に対して長期間に亘り定期用船される予定です。
近年、世界各国で環境に配慮したクリーンエネルギーへの需要が高まる中、2022年2月に起きたロシアによるウクライナ侵攻を機にヨーロッパ諸国がロシア産LNGからの脱却を図ったことから、LNGへの需要はより一層高まっております。LNGを海上輸送するLNG船の市況も高騰しており、LNG船事業は成長分野と位置付けられ、今後も安定した需要が見込まれます。環境問題へ積極的な取り組みを行うCPLPとの取引となる本案件も、投資家へさらなるESG投資の運用機会の提供に資するものとして取り組むことといたしました。
当社は、「100年企業への挑戦」を経営理念とし、今後も本件と同様にCO2削減等、環境対策に配慮した航空機や船舶等の投資案件の組成に取り組んでいくとともに、税務や法務の専門家、金融機関等のパートナーが持つ高い専門性を組み合わせ、投資家には付加価値の高い金融ソリューションを、航空・海運会社等の賃借人である資金需要者には競争力のあるファイナンスの提供を行うことで、投資家、パートナー、賃借人とともに100年企業を目指してまいります。
<LNG船>Apostolos
SBIリーシングサービス株式会社
■第二種金融商品取引業者・投資運用業者
登録番号: | 関東財務局長(金商)第3016号 |
加入協会: | 一般社団法人第二種金融商品取引業協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 |
登録番号: | 関東財務局長(金商)第3016号 |
登録番号: | 東京都知事(3)第31678号 |
情報提供:JPubb