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北海道ガス株式会社(社長:川村 智郷)は、株式会社北洋銀行(頭取:津山 博恒)の道内2拠点に対し、北海道初の「J-クレジット(※1)を活用したカーボンニュートラル天然ガス (※2)」の供給を開始いたしましたので、お知らせいたします。
当該施設は、2024年8月検針分より使用する都市ガス全量について「CO2排出量が実質ゼロ」となりました。
本取り組みにより、北洋銀行様全店で使用する都市ガスから排出されるCO2排出量の約2/3にあたる820トン/年を削減し、北洋銀行様が目標として掲げる「CO2排出量を2030年度までに2013年度比80%削減」に貢献すると同時に、北海道の低・脱炭素化にも寄与いたします。
<供給スキーム>
北洋銀行様は、2021年5月にサステナビリティ方針を策定するとともに「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)(※3)」提言に賛同され、全てのステークホルダーと地域社会・環境の持続的発展への貢献に取り組んでおります。
一方、北海道ガスは「エネルギーと環境の最適化による快適な社会の創造」を目指し、総合エネルギーサービス事業の本格展開による分散型エネルギー社会の形成を核として、北海道の低・脱炭素化の推進と、災害強靭性の向上に努めております。
北洋銀行様と北海道ガスは、北海道のくらしを支える企業として、より一層連携を強化し、これからも省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの普及拡大等による環境負荷低減の取り組みを通じて、2050年の「ゼロカーボン北海道」の実現に貢献してまいります。
※1:省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を「クレジット」として
国が認証する制度
※2:天然ガスの使用時に発生するCO2を、森林保全等で削減・吸収したCO2と相殺した、CO2排出量実質ゼロの天然ガス
※3:Task Force on Climate-related Financial Disclosures の略
2015年12月に金融安定理事会(FSB)により設立された、気候変動リスク・機会の情報開示を推奨する国際的な支援組織
情報提供:JPubb