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自然環境への負荷を可能な限り回避し、技術的政策によりトレードオフを解消することで、信頼される再生可能エネルギーの推進を目指すために、ネイチャーポジティブやカーボンニュートラルの同時達成に必要となる各種技術テーマについて公募を行いました。
特に、本事業は、太陽光パネルの設置時に、下部の植生管理を適切に行うことで、植物の蒸散作用を生かしてパネル表面温度を低下させ、再生可能エネルギー施設周辺の自然生態系を豊かにする取組を、日本各地に適切に導入拡大することを目的として、各種パラメーター(温度、発電効率等)について検証し、効果を実証する試験を実施するものです。
① 課題設定の適切性
② 実証手法・目標の妥当性
③ 実施計画・体制
④ 出口戦略と波及効果
⑤ 環境負荷の低減
⑥ 経費の妥当性
の観点から、審査委員会による評価を経て以下の事業を採択しました。
事業主体 | 事業名称 | 事業概要 |
---|---|---|
東急不動産株式会社 | 自然資本活用による太陽光発電施設の総合的評価分析 | 再生可能エネルギー圧電施設(太陽光)における植生管理等を 適切に行った際の生物多様性への正負の効果や発電効率・経済 効果などを検証し、正の効果を最大化するための検証を行う。 |
環境省自然環境局自然環境計画課 生物多様性主流化室
情報提供:JPubb