２ ０ ２ ４ 年 ７ 月 ２ 日

関西電力株式会社

水力発電所の監視・制御拠点の統合

当社は本日、当社が保有するすべての水力発電所（１５２箇所）の監視・制御機能を総合水力制御所（大阪市）へ統合しました。 当社は、水力発電所の監視・制御における効率的な運転体制の構築に向けて、 ２０２２年３月１日に総合水力制御所を開所しました。開所以降、各エリアの水力発電所の監視・制御機能を段階的に集約してきました。 [２０２２年３月１日お知らせ済み]

当社が保有する水力発電所の監視・制御機能を総合水力制御所に集約することで、効率的に監視・制御を行います。さらに、総合水力制御所に新たに構築したシステムを用いて、水力エネルギーを有効に活用し、水力の価値が最大となるように発電計画を策定します。

また、従来ではエリア毎に水力発電所の運転状況を把握していたことから、緊急時の供給力確保に時間を要していましたが、すべての水力発電所の運転状況を一元的に把握することができるため、需給ひっ迫時等の緊急時にも迅速な対応が可能となります。

当社は、２０５０年カーボンニュートラル実現に向け、水力発電所の最大限活用に取り組んでまいります。

以上

＜参考：総合水力制御所の概要＞
開所日：２０２２年３月１日
所在地：大阪府大阪市
集約日：２０２２年３月２日～ 東海、北陸エリア
２０２３年７月４日～ 京都、神戸、姫路エリア
２０２４年７月２日～ 姫路、奈良、滋賀、和歌山エリア