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ページID:0526827掲載日:2024年6月11日更新印刷ページ表示
国(NEDO:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)では、総額2兆円規模の「グリーンイノベーション基金」を活用して「洋上風力発電の低コスト化プロジェクト」を進めています。このプロジェクトでは、フェーズ2として2030年度までに、浮体式洋上風力※1を国際競争力のある価格で商用化する技術を確立するため、発電事業者を巻き込んで、システム全体として関連技術(風車、浮体式基礎の開発、設置工法、電気システム開発、運転保守高度化など)を統合した実証が行われます。
愛知県は、昨年3月に国に対し「田原市・豊橋市沖」を、その候補海域として情報提供(応募)し、10月に候補海域の一つ※2として選定されていました。
今年の3月までNEDOは事業者の公募を行い、審査を進めた結果、本日、「田原市・豊橋市沖」での実証事業計画で応募していた株式会社シーテック(名古屋市緑区)を幹事会社とするコンソーシアムが、実施予定先の1者として選定されました。
今回の実施予定先の選定を受けて、今後、実証事業者が実証計画に基づき、2024年7月頃から関係者との調整を進めることとなります。
田原市・豊橋市沖は、全国でも有数の洋上風力のポテンシャルが高い地域であり、多くの関係者から注目をいただいています。本県としては、この海域で実証事業が円滑に行われるよう、関係者と十分調整を行いながら、実証事業者に対して、積極的に協力していきます。
※1 洋上に浮かんだ浮体式構造物を利用する風力発電
※2 候補海域(4箇所):1.北海道石狩市浜益沖、2.北海道岩宇・南後志地区沖、3.秋田県南部沖、4.愛知県田原市・豊橋市沖
愛知県田原市・豊橋市沖における浮体式洋上風力実証事業の概要 [PDFファイル/817KB]
愛知県経済産業局産業部産業科学技術課
新エネルギーグループ
電話:052-954-7417
内線:3454、3456
メール:san-kagi@pref.aichi.lg.jp
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情報提供:JPubb