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2024年6月11日
経済産業省及び国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、グリーンイノベーション基金「洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトにおける浮体式洋上風力発電実証事業を実施する事業者を決定しました。
今後、急拡大が見込まれる洋上風力発電市場を獲得するためには、浮体式洋上風力発電設備を低コストに量産化する技術を確立することが不可欠です。
このため、経済産業省及びNEDOでは、グリーンイノベーション基金「洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトとして、浮体式洋上風力発電の商用化を目的に、要素技術開発(フェーズ1として、2022年から、次世代風車や浮体式基礎製造・施工技術等の4つの分野を対象にプロジェクトを実施中)に加えて、システム全体として関連要素技術を統合した浮体式洋上風力発電実証事業(フェーズ2)を実施することとしています。
フェーズ2の実施に向けて、2023年10月に、経済産業省及びNEDOにおいて候補区域として4区域((1)北海道石狩市浜益沖、(2)北海道岩宇・南後志地区沖、(3)秋田県南部沖、(4)愛知県田原市・豊橋市沖)を選定し、公表したところです。これら4区域を対象に、2区域程度を採択する前提で、2024年2月9日から3月25日にかけて、NEDOにおいて事業者の公募を実施しました。
選定に当たっては、事業者から提出のあった実施計画について、NEDOの第三者委員会において、競争力のある発電コストや生産量目標等の審査基準に基づき、書類及び対面審査を実施し、以下のとおり、実施海域・事業者を決定しています。
丸紅洋上風力開発株式会社(幹事会社)
東北電力株式会社
秋田県南部沖浮体式洋上風力株式会社
ジャパン マリンユナイテッド株式会社
東亜建設工業株式会社
東京製綱繊維ロープ株式会社
関電プラント株式会社
JFEエンジニアリング株式会社
中日本航空株式会社
株式会社シーテック(幹事会社)
日立造船株式会社
鹿島建設株式会社
株式会社北拓
株式会社商船三井
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部
新エネルギー課 風力政策室長 石井
担当者:大金、長谷川
電話:03-3501-1511(内線 4582)
メール bzl-youzyouzyouhouteikyou★meti.go.jp
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