2 0 2 4 年 5 月 2 4 日
西日本旅客鉄道株式会社
山陽新幹線への再生可能エネルギー由来電力追加導入西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)は、関西電力株式会社(以下、関西電力)およびENEOSリニューアブル・エナジー株式会社(以下、ERE)と当社専用の太陽光発電設備を設置し、そこで発電された再生可能エネルギー由来電力(以下、再エネ電力)を、山陽新幹線新大阪駅~岡山駅間(関西電力送配電供給エリア)の列車運転用電力として、導入します。
当社グループは、脱炭素社会の実現に向け、環境長期目標「JR 西日本グループ ゼロカーボン 2050」を掲げ、グループ全体の CO2排出量を 2030 年度に 50%削減(2013 年度比)、2050年に「実質ゼロ」とすることをめざしており、再エネ電力の導入は、その目標達成に向けた主な取り組みの一つです。私たちは脱炭素社会の実現に向け、今後もさらなる取り組みを進めてまいります。
1.再エネ電力供給線区
山陽新幹線:新大阪駅~岡山駅間(関西電力送配電供給エリア)
2.再エネ電力導入規模
発電容量ベース:約 18,000kW
電力量ベース:約 0.3 億 kWh/年
山陽新幹線全区間の年間運転用電力量の約 2.5%相当(当該区間では約 11.5%相当)
本件により、先行して計画している再エネ電力導入量と合わせて、JR 西日本の新幹線全体の運転用電力(年間約 14.3 億 kWh)の約 13.1%相当が再エネ電力に置き換わります。
3.CO2排出削減量
供給開始後、年間約 12,800t※(一般家庭約 4,900 世帯分)の CO2排出量が削減されます。
※2022 年度電気事業者別排出係数の全国平均で算出
4.供給開始時期
2024 年度内に供給開始を予定しています。
今回ご案内の取り組みは、SDGs の 17 のゴールのうち、特に 7 番、11 番、13 番に貢献するものと考えています。