令和6 年 5 月 7 日
四 国 電 力 株 式 会 社
伊方発電所 低レベル放射性廃棄物搬出検査装置の不具合について(続報)
伊方発電所において固体廃棄物貯蔵庫(管理区域内)に設置している低レベル放射性廃棄物搬出検査装置※を点検中に、当該装置の動作が不調であったことから保修員が確認したところ、4月1日10時31分、当該装置内のドラム缶搬送装置の部品が故障しており、詳細な点検が必要と判断しました。
なお、本事象によるプラントへの影響および環境への放射能の影響はありません。
(4月1日お知らせ済み)
調査の結果、ドラム缶を搬送する装置の部品の軸が折損していることを確認したため、当該部品を取り替え、低レベル放射性廃棄物搬出検査装置が正常に動作することを確認し、本日10時30分、通常状態に復旧しました。
今後、詳細を調査します。
※原子力発電所で発生した放射性廃棄物を詰めて製作したドラム缶(廃棄体)を六ヶ所村にある日本原燃(株)低レベル放射性廃棄物埋設センターへ搬出するにあたり、廃棄体の線量、放射能濃度等を確認するために検査を行う装置。
伊方発電所 低レベル放射性廃棄物搬出検査装置概略図
以 上