令 和 6 年 4 月 2 5 日
四 国 電 力 株 式 会 社
地震による伊方発電所の状況について(第3報)
4月17日23時14分頃、豊後水道を震源とする地震が発生し、伊方発電所において最大38ガルを観測しました。伊方発電所3号機は運転を継続しております。
・1号機:35ガル(廃止措置中)
・2号機:38ガル(廃止措置中)
・3号機:33ガル(通常運転中)
伊方発電所3号機は、2次系ドレンタンクの水位制御がバックアップの系統に切り替わった影響で発電機出力が約2%低下しておりますが、運転に影響はありません。現在、設備の巡視点検を実施しております。
なお、この地震による環境への放射能の影響はありません。 その後、2次系ドレンタンクの水位制御がバックアップの系統に切り替わったのは、水位制御系の不調によるものと考えられることから、当該制御系の点検を実施することとしました。なお、常用側の水位制御系に異常は認められていません。 また、伊方発電所1、2、3号機の巡視点検の結果、上記を除き、プラント設備に異常はありませんでした。
(
4月18日お知らせ済み)
2次系ドレンタンクの水位制御系の点検の結果、バックアップの水位計測器が正常に水位を検出できていないことを確認したことから、当該計測器を予備品に取り替え、正常に水位が検出できることを確認しました。その後、発電機出力を約2%上昇させ、当該水位制御に問題がないことを確認し、本日13時5分、通常状態に復旧しました。
今回の地震による伊方発電所の安全への影響はありませんでした。
取り外した水位計測器について、今後、詳細を調査します。
以上