2024 年 4 月 19 日
積水化学工業株式会社
リノベる株式会社
家も“燃費”を確認して買う時代を⾒据え 積水化学工業とリノベるが協業するすべての ZEH 水準リノベ物件にて 「省エネ性能ラベル」の表示をスタート 2024 年度より“新築”で開始した「建築物の省エネ性能表示制度※1」を“既存住宅”で推進 積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(プレジデント:吉田匡秀、以下 積水化学)と、リノべる株式会社(代表取締役:山下智弘、以下 リノべる)は、2023 年 4 月の資本業務提携以降、永く住み継がれるサステナブルな循環型社会の実現を目指し、両社のシナジーを最大化する事業領域を探索しながらパートナーシップを構築してまいりました。この度、2024 年 4 月から新築建築物で努力義務化される「建築物省エネ法に基づく建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度」を受け、両社が協業するすべての ZEH水準リノベーションの案件にて「省エネ性能ラベル」の発行をスタートします。
「省エネ性能ラベル」の発行・表示 1 号案件として、東京都荒川区のリノベーション済みマンションの販売を 2024 年 4 月から開始。これは、両社の協業により、省エネ性能を向上させ、BELS 認証「ZEH Oriented」を取得した「ZEH 水準リノベーションマンション」です。省エネ性能ラベルを、不動産ポータルサイトをはじめとした広告媒体に表示するほか、物件内への掲示や、内覧時に消費者への説明も行います。消費者は「エネルギー消費性能」「断熱性能」「目安光熱費」を一目で把握でき、安心で快適な住宅を選択しやすくなります。「省エネ性能ラベル」の発行は、今後両社が協業して ZEH 水準リノベーションを実施する買取再販区分マンションのほか、一棟分譲マンションや一棟賃貸レジデンス、個人向けリノベーション等で対応します。
▼実施背景 2050 年のカーボンニュートラル社会の実現を目指し、住まいの省エネ化・断熱化を促進する様々な制度改正が予定されています。2024 年 1 月より住宅ローン減税における省エネ基準適合必須化や上乗せ措置が開始。4 月からは、新築住宅において販売・賃貸時の省エネ性能表示が努力義務となり、消費者が省エネ性能を確認しながら検討できるようになりました。一方、カーボンニュートラル社会の実現のためには、全国に存在する 6,200 万⼾の既存住宅に対する取り組みが不可⽋です。 積水化学工業とリノベるは、既存住宅においても省エネ性能を確認して住宅を購入する時代が到来することを⾒据え、性能向上リノベーションと省エネ性能ラベルの表示を推進することで、良質な住宅ストックが循環する新たな循環型住宅マーケットを創造、カーボンニュートラル社会の実現に寄与してまいります。
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