プレスリリース

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2024-04-18 00:00:00 更新

長崎県知事記者会見 2024年04月18日 - 【定例記者会見】 ●1.カーネーション ●2.「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」 大会アンバサダーとの共同記者会見 ●3.ニセ電話詐欺等の被害防止対策 ●4.九州新幹線西九州ルート ●5.スタジアムシティ ●6.高レベル放射性廃棄物の最終処分 ●7.衆議院小選挙区選出議員補欠選挙(長崎県第3区) ●8.高レベル放射性廃棄物の最終処分 ●9.国民スポーツ大会 ●10.ライドシェア ●11.豊後水道での地震 ●12.知事の県内視察 ●13.高レベル放射性廃棄物の最終処分 ●14.大島造船所香焼工場の開所式 ●15.地方自治法改正案 ●16.トランス・コスモススタジアム ●17.メガソーラー

知事のページ - 長崎県知事 大石賢吾

令和6年4月18日 記者会見

●会見内容●

1.カーネーションについて
2.「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」 大会アンバサダーとの共同記者会見について
3.ニセ電話詐欺等の被害防止対策について
4.九州新幹線西九州ルートについて
5.スタジアムシティについて
6.高レベル放射性廃棄物の最終処分について
7.衆議院小選挙区選出議員補欠選挙(長崎県第3区)について
8.高レベル放射性廃棄物の最終処分について
9.国民スポーツ大会について
10.ライドシェアについて
11.豊後水道での地震について
12.知事の県内視察について
13.高レベル放射性廃棄物の最終処分について
14.大島造船所香焼工場の開所式について
15.地方自治法改正案について
16.トランス・コスモススタジアムについて
17.メガソーラーについて

○広報課長 ただいまより、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。よろしくお願いします。

1.カーネーションについて

○知事 よろしくお願いします。
まず、今日のお花ですけれども、カーネーションです。皆様もよくご存じだと思います。品種は「ユカリドレスチェリー」という品種だそうで、今回は諫早市の生産者の方からいただきました。
このカーネーションですけれども、皆様もなじみが深いと思います。母の日のプレゼントとして定番となっているお花でございます。長崎県では、雲仙市、諫早市、大村市、佐世保市といったところを中心に栽培をされているそうで、産出額は全国で6位と、結構多くのカーネーションが、この長崎でつくられています。長崎県の特徴は、商品性の高い県オリジナル品種の育成に取り組んでいるということで、非常に品質がよいというふうな評価を受けているということです。私も、結構日持ちがいいもので、個人的にもよく買わせていただいた好きな花の一つでございます。このカーネーションの花言葉が「無垢で深い愛」といったもの、ピンクのカーネーションは「感謝」とか「気品」、「温かい心」といったような花言葉があるということです。
皆様方も、母の日をはじめとしたイベント等にでも、ギフトとして最適なものだと思いますので、ぜひご活用いただければと思います。

2.「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」 大会アンバサダーとの共同記者会見について

○知事 冒頭、私から2点、お話をさせていただきます。
1つ目はスポーツマスターズに関してです。2024長崎大会でございますけれども、これにつきましては、市町や関係団体と連携をしながら、開催に向けた準備を着々と進めているところでございます。本番までいよいよ5か月余りといったところになりましたけれども、大会の機運が全国的に一層盛り上がるように、また、本県への興味・関心が高まるように、このたび新たな取組を行うこととしております。
来週の22日になりますけれども、月曜日に大会アンバサダーの田明さんと共同記者会見を行って、詳しい内容を皆様にもお知らせをしたいというふうに思っております。報道機関の皆様方におかれましては、大会の機運醸成にぜひお力を貸していただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
なお、来週の会見に先立ちまして特設のホームページを開設しております。ですので、ぜひ「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」で検索をしていただいて、ご参照いただければというふうに思います。重ねてお願いを申し上げます。

3.ニセ電話詐欺等の被害防止対策について

○知事 2つ目ですけれども、県警本部から話題を一つ預かってございますので、ご紹介をさせていただきます。
県内において、ニセ電話詐欺等の被害が相次いでいるそうで、3月末現在で認知件数、被害総額ともに昨年の同時期を上回る深刻な状況にあるということです。昨年以降は、特にSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を通じたメッセージ交換によって信頼関係を構築してお金をだまし取る手口の投資詐欺や、またロマンス詐欺といった被害が急増しているといったことです。会ったこともない相手と電話やSNSを通じてお金のやり取りといったことをするのは大変危険なものでございます。
県警では、県民の皆様の大切な財産を守るための広報活動や情報発信を行っておりますので、詳しい犯行手口や被害防止対策等を確認していただきますようにお願いをしたいということです。ぜひ、報道の皆様方からも発信をしていただければというふうに思います。
以上2点、冒頭、私からのお話をさせていただきました。以降の項目につきましては、質問に応じて回答させていただきます。よろしくお願いします。

○広報課長 では、幹事社の朝日新聞さんから、どうぞ。

4.九州新幹線西九州ルートについて

○記者(朝日新聞社) まず、幾つか幹事社としての質問をさせていただきます。
1つは西九州新幹線の問題で、佐賀県知事及びJR九州社長さんと長崎県知事大石さんとの会談というのが5月に予定されているかと思います。現時点でのスケジュール、日時、場所、分かっている範囲でということと、あと、初回ということもありますが、どういう形でどういう話をしていきたいと現時点で思っておられるかというのを教えてください。

○知事 まず、調整については事務方のほうからお答えさせていただきますけれども、話したい内容については私からお話をさせていただきます。
まず、これについては自由な意見交換ということで伺っておりますので、長崎県としては、やはり全国の新幹線ネットワークにフル規格でつながるといったこと、それによって西九州地域全体で、また九州全体が享受し得るようなメリットといったものもお話をさせていただいたうえで、早期の全線フル規格の実現に向けた我々の思いといったものをお伝えをさせていただきたいというふうに思っています。
調整状況、何かありましたら。

○新幹線対策課長 日程調整につきましては、まだ事務レベルで5月中の実施に向けて調整をしている状況でございます。

5.スタジアムシティについて

○記者(朝日新聞社) 分かりました。幹事社の質問、もう一点。
長崎スタジアムシティ10月開業ということで、いよいよ半年を切るようなタイミングまで迫ってきています。長崎駅中心に市内中心部で進んできた開発の中、大きなものの一つの区切りを迎えることでもあり、また、非常に集客力のある施設が県都のど真ん中にできるというところについて、かなり注目度も高いんですけれども、長崎県としてどういうところに期待しておられるかということと、施設及びV・ファーレン長崎、長崎ヴェルカクラブなど、支援を県としてもし考えておられること、もしくは連携してこんなことができたらいいなと思っていること、そこら辺のところを教えていただければと思います。

○知事 今おっしゃってくださったように、長崎にまた新たな魅力ができるということで、非常にわくわくしているところでございますけれども、期待することとしては、V・ファーレン長崎と長崎ヴェルカのホームゲームが観戦できるといったような、新スタジアムと新アリーナでは、今の施設よりももっと多くの方々に入っていただけると、収容人数の増加のほか、試合をもっと楽しめるような工夫もされているということですので、スポーツ観戦がより身近になるんじゃないかというふうに期待をしております。また、それによって県内外、県内だけではなく県外からも多くの方々が来ていただけるんじゃないかなというふうに思いますので、そういった交流人口が増えていくといったものにも期待をしています。
スポーツだけではなくて、商業施設であったりとか温浴施設もあるというふうに伺っております。またホテルもあるということで、本当にいろんなものが合わさった複合施設として多くの方々に親しまれるような、また、いろんな方々が交流して思い出が生まれるようないい場所になっていく、素敵な場所になっていくんじゃないかなというふうに思っています。
加えて、雇用につきましても1,000人規模で雇用をされるということで、特に若い方々がそういったところでお働きいただけたりとか、県外に流れ出ていた方々がとどまるといったことにも効果があるんじゃないかなというふうに期待をしています。
我々としてですけれども、これまでもう既に各市町等と連携をしまして、今の時点では離島の子どもたちを対象にした観戦体験ツアーであったり、県民の応援フェアといったものを開催しているところですけれども、今後についてはそれを拡充していきたいというふうに思っています。
県外からも多く来ていただけるように思いますので、対戦相手、我々だけではなくて対戦相手の方々とも、クラブとも連携をしながら、発信力の高いクラブの公式のSNSだったりとか、そういったものを活用させていただいて、試合だけではなく観光情報等々も一緒に発信をさせていただくとか、そういった取組についても検討をしていきたいというふうに思っています。
加えて、ホームゲームの開催日以外、グラウンドとスタジアムとアリーナとありますけれども、そういったところを試合がない時にどうやって活用していくかというのも、非常に魅力が生み出せるような可能性があると思いますので、ぜひ事業者と、また長崎市のほうとも連携をして、スポーツ大会はもちろんですけれども、そのほかのスポーツイベントとか、あらゆるものを誘致してこれるように、いろんな取組をしていきたいというふうに思っています。

6.高レベル放射性廃棄物の最終処分について

○記者(朝日新聞社) ありがとうございます。
挙げてない質問であれなんですが、直近のトピックということで1点、知事に幹事社として聞きます。
佐賀県玄海町で核のごみの最終処分場について文献調査を受け入れてほしいというような動きが出ていて議論が起きています。長崎県は隣の県、また、海を介して非常に密接な位置関係でもあるところなんですけれども、知事としては、今、佐賀県でそういう動きが起きていることについて、どういうふうに見ておられるかというのを教えてください。

○知事 まず、今、そういう動きがあっているというのは報道で承知をしております。もちろん手続上は、今、町長の判断において文献調査といったものを受けるかどうかということが決められるので、手続上、我々の意見を求められるといったことではありませんけれども、今お話があったように隣県ですし、今後の動きについては高い関心を持って見ていきたいと思います。

○記者(朝日新聞社) 幹事社、朝日からは以上です。

○広報課長 続いて、共同通信さん、お願いします。

7.衆議院小選挙区選出議員補欠選挙(長崎県第3区)について

○記者(共同通信社) 私からは1点お伺いします。
16日に告示された長崎3区補欠選挙についてお伺いします。
長崎としては、10月以降、約半年ぶりの補欠選挙ということで、一般的には補欠選挙はなかなか投票率が上がらないという実態がありまして、かつ今回は、政権与党の裏金問題、裏金事件に関係する議員さんの辞職に伴っての選挙ということもありますが、今回の補欠選挙、知事としてはどのような意義があると考えるか、お答えください。

○知事 国政の補欠選挙ということで、やはり各候補者の方々がどんなお考えを持たれているのか、それを聞きながら県民の方々がそれぞれの考えをまとめていただくような重要な機会になるんじゃないかというふうに思っておりますので、その選挙区の県民の方々におかれては、高い関心を持って、しっかり候補者の声に耳を傾けてほしいなというふうに思います。

○記者(共同通信社) ありがとうございます。
関連してなんですけれども、今回の補欠選挙は、政権与党の公認候補が不在であるという事態になっていますけれども、そのあたりはどのように考えているでしょうか。

○知事 そこについてはコメントする立場にはないというふうに思っています。

○記者(共同通信社) 分かりました。
また先日、日本維新の会の馬場代表と、こちらで表敬訪問という形で会われる機会がありましたけれども、今後、特定の候補者に対して知事が応援に入られるとか、そういった日程、予定等はありますでしょうか。

○知事 特段ありません。

○記者(共同通信社) 分かりました。幹事社からは以上です。

○広報課長 ほかに質問があられる方、挙手をお願いします。

8.高レベル放射性廃棄物の最終処分について

○記者(長崎新聞社) 先ほど、朝日新聞さんの方から質問があった玄海町での核のごみの最終処分場のことなんですけど、佐賀県知事は、新たな負担を受け入れる考えはないというふうにおっしゃって反対を表明されていますけど、この反対表明についてどういうふうにお考えになられているかということと、大石知事は、実際、賛成、反対の立場でいうと、どのようなお考えをお持ちなのか、教えてください。

○知事 まず、佐賀県の知事のご意見といったところですけれども、それは佐賀県知事の立場として、いろんなものを勘案してお話しになられたことだろうというふうに思います。
私自身の考えは、これまでも申し上げてきましたけれども、やはり広域行政として、まず、長崎県としてですけれども、県民の安全・安心を守るといったこと、様々な影響といったものを勘案しなくちゃいけないと思っておりますので、直ちに賛成をするといった立場にはないというのが、これまでも申し上げてきましたけれども、その立場に変わりはありません。

9.国民スポーツ大会について

○記者(長崎新聞社) 分かりました。ありがとうございます。
それと、ちょっと話は変わるんですけど、国民スポーツ大会、旧国体のことなんですけれども、この在り方をめぐって全国の知事から廃止だったり見直しだったりという求める声が上がっていますけれども、大石知事の考えを教えていただきたいと思います。

○知事 この国民スポーツ大会、名前は変わりますけれども、これまで多くの競技者の目標であり、また、国民に対して勇気とか希望とか感動とか、そういったものを与えて、また、子どもたちにもスポーツの力を感じていただくような、実感させるような、本当に重要な機会になっているというふうに認識をしています。
ただ一方で、開催地にとっては、各知事も言及されておりますけれども、大会運営であったり、施設整備のための財政負担に加えて、また、開催に向けた準備等の人的負担といったものが非常に大きくなっているのが事実でございます。
こういった課題を踏まえて、改めて国民スポーツ大会の意義、また、スポーツの魅力といったものを再認識しながら、時代に合った持続可能な大会運営の在り方を議論していくといったことが必要だというふうに考えています。
ですので、必ずしも現時点において廃止といったものを支持するわけではございませんけれども、そういった議論を進めていただきたいということ、また、それを進めていくに当たっては、国であったり、日本スポーツ協会と共同で大会を運営する広域自治体の声を十分にお聞きいただくようにご配慮いただければなというふうに思っています。

○記者(長崎新聞社) ありがとうございます。以上です。

10.ライドシェアについて

○記者(時事通信社) ライドシェアについて伺います。
昨年の11月の記者会見でお尋ねした時、知事は、「今後、国において具体的な検討が進んでいけばと思う」と話されていましたけれども、今月、東京などではライドシェアが実際に始まりました。長崎県内での制度の活用見込みや期待することについて知事のお考えを聞かせていただけますでしょうか。

○知事 まず、今回創設された制度の背景ですけれども、コロナ禍で加速した運転士の離職といったところが背景にあったんだろうと思います。そういったことを背景にタクシー不足が全国的に顕在化をしているという中で、今回のタクシー事業者の管理の下で一般ドライバーが有償で運送サービスを提供するというような制度が創設されました。
今回の制度ですけれども、対象地域等は国交省が指定をすることになっています。ただ、現時点で対象とされておりますのが、東京といった大都市の12地域が指定を受けておりますけれども、そのことからもこの制度は主に都市部での運用を想定した制度設計じゃないかなというふうに考えています。
現在、長崎県内を見ますと、タクシー事業者において本制度の活用について具体的に検討されているという話はお聞きをしてございません。しかし、今後、運転士不足への対応と、また、観光需要への対応といった面で活用の可能性があるものというふうに考えられると思っておりますので、本県は多くの離島、半島を抱えてございます。そういった地理的に条件不利な地域がある長崎県の地方部において、この制度が活用されていくといった中で、そういった地域が取り残されないような運用がされていけばいいなというふうに思っております。
今回のライドシェアの制度創設に加えて、いわゆる自治体のライドシェア、そういったものの運用改善も併せて行われるというふうに伺っておりますので、特に長崎県においては、離島地域とかにタクシー事業者がいないといったところもございますので、そういった地域において生活に必要な移動手段の確保といった課題への対応策としても、そういった活用をされることを期待したいと思います。

○記者(時事通信社) ありがとうございました。

11.豊後水道での地震について

○記者(KTN) 昨日の夜11時過ぎに、震度6弱を最大で観測する地震がありましたけれども、今回は南海トラフの可能性はそんなにないと、関連はないということでしたけれども、今後、いつ起きるか分からない地震について改めて考える機会になった方も多いと思います。
県としましても、今年、結構地震が頻発する中で、もしそういった情報が出ました際にはどういった対応を検討されているのか、県民の皆様に改めて普段から注意、意識していただきたいことがあれば教えてください。

○知事 おっしゃるとおり、今年1月1日に能登半島で地震が起きて、また、今回も大きな地震が起きたということで、非常に関心が高まっているんじゃないかなと、また、不安も高まっているんじゃないかなというふうに思います。
県としても、こういった大きな地震を踏まえて、今後、実効性のある対応を確実に準備を進めていかなくちゃいけないというふうに思っておりますので、これは不断の見直しを行いながら、平時からこういった緊急の対応といったものをしっかり行えるような体制づくり、また、情報発信等々に努めていきたいと思います。
県民の皆様に対しましては、日頃から、地震だけではなく、大雨とか暴風雨だったりとか、警報が出る、警報だけではありませんけれども、情報が出るたびに情報発信をさせていただいています。日頃から身の安全を守るような情報収集といったものに心がけていただくように引き続きお願いをしていきたいと思います。

12.知事の県内視察について

○記者(KTN) ありがとうございます。それから、もう一点お尋ねしたいんですが、新年度になって、知事、県内各地を回る機会をつくりたいというふうにおっしゃっていましたけれども、実際、もう回られて、何か手応えなど感じる部分があったのかなど教えていただけないでしょうか。

○知事 毎週回れるわけではないとは思いますけれども、できる限り効率的にといいますか、日程調整もばらばらだと非常に難しいこともありますので、そういった意味で、できる限り火曜日と水曜日の午前に充てるといったことを考えています。
まだ、始まってすぐですので、日程を調整しながらといったことを、手探りではありますけれども、今後もそういった調整を優先的に行いながら、現地の、各地の生の声といったもの、また現状といったものを直接拝見させていただいたり、また、これまでも行ってきたんですけれども、「こんな長崎どがんです会」とか、結構地域に出ることもありましたけれども、そういった機会とかをあわせて使いながら、できる限り効率のいいような日程調整といったものを実現していきたいなと思います。

○記者(KTN) 直近でどこか伺う予定が決まっていたりとか、今の時点で決まっているものはございますでしょうか。

○知事 最近だと、今週だとアニマルポートと長崎空港に行かせていただいて、現地で業者の方々と意見交換だったりとか、そういったことはさせていただきました。
今後については、今のところ、すみません、私は把握しておりませんけれども、いずれにしても、毎週、絶対出るといったことを言っているわけではありませんので、そこは状況を見ながら調整をしていきたいと思います。

○記者(KTN) ありがとうございます。

13.高レベル放射性廃棄物の最終処分について

○記者(西日本新聞社) 幹事社質問にもあった玄海町での動きに関してなんですが、玄海町内で文献調査が行われるような事態になれば、県内との距離的な近さもあって、一次産業とか観光業に県内での影響というのが出てくるというふうにお考えかどうかというところをお聞かせください。

○知事 文献調査がですか。

○記者(西日本新聞社) 文献調査です。

○知事 高い関心を持って注視はしていきたいと思いますけれども、現時点で仮定でお話をするのは非常に難しいかなと思います。ですが、先ほど申し上げましたとおり、我々としても県民の安全・安心を守るといったことが非常に重要なことでございますので、それは状況に応じて我々の考えを伝えるといったことが、手続上、必要にされているわけではございませんけれども、状況に応じて必要な対応をとっていこうと思います。

○記者(西日本新聞社) その必要な対応というのは、何か意見を申し述べたりとか、そういう活動のようなことになるということでしょうか。

○知事 いや、現時点で決まったものはないというふうに思っておりますけれども、仮定でお話しすることでもないというふうに思いますので、現時点でコメントは控えたいと思います。

14.大島造船所香焼工場の開所式について

○記者(日本経済新聞社) 来週の予定なんですけれども、23日の大島造船所の香焼工場の開所式は行かれるんでしょうか。

○知事 はい。参加させていただきます。

○記者(日本経済新聞社) じゃ、その前提で伺います。長崎を支えていた三菱重工の香焼工場が大島に移るということで、このことの意義と、それから今後期待することについてお話しください。香焼工場が新しく開所することについて、今後の期待とか、どう見ていらっしゃるかについてお話しください。

○知事 やはりものづくり、造船を中心にものづくりで発展してきたまちでもありますので、また活気が出ればいいなというふうに期待はしてございます。そうですね、また形は変わるかもしれませんけれども、ぜひ活気がまた長崎に出てくればいいなと。

○記者(日本経済新聞社) もう少し踏み込んで伺うと、県としては、上場企業がないこともあって、県の産業を支えていくというのがあると思うんですけれども、三菱は東京の会社で、今回、西海市の企業が引き受けるということで、ここら辺は長崎県の経済の自力を高める上で何か期待できるとか、そういったことがあればぜひ伺いたいんですけれども。

○知事 そうですね、もちろんこれまでの経緯といったものを踏まえると、新しい取組に思えるかもしれませんが、やっぱり情勢も変わってきていると思いますので、その社会情勢にあった形でこの港が活用されていくということが非常に重要なことかなというふうに思います。今回の動きもそのうちの一つかなと思いますので、ぜひこれに限らず、造船以外の分野でも時を捉えた、機を捉えたような産業振興といったこともやっていきたいと思いますし、新たな成長産業、特に先日取材もされておりましたけれども、航空機関連であったりとか、また半導体とか、そういったことも長崎県単体ではなく、広域的な連携を深めながら、戦略的に九州を盛り上げていけるような、そこは九州地方知事会や経済団体とも連携して進めていきたいなと思います。

○記者(日本経済新聞社) どうもありがとうございました。

15.地方自治法改正案について

○記者(共同通信社) 追加で一問お伺いします。全く話が変わってしまうんですけれども、先月、政府が国会に提出された地方自治法の改正案について、全国知事会であったり、ほかの都道府県知事のほうから、その内容であったりとか、透明性について懸念するような声が各地で上がっているんですけれども、大石知事としてはこの改正案についてどのように考えているかというのをちょっとお伺いしたかったんですけれども。

○知事 内容を、すみません、把握してないです。
今、具体に把握してないので、また改めて。

○記者(共同通信社) 以上です。

16.トランス・コスモススタジアムについて

○記者(朝日新聞社) 朝日新聞として2点。先ほど幹事社としても聞きました長崎スタジアムシティの関連で、逆に言うと諫早のトランスコスモススタジアム長崎、これは県立総合運動公園陸上競技場なんですけれども、ここが長年地域ににぎわいも含めてもたらしてきたシンボルでもあったんですけれども、そこが一つの役目を終えるということなんですが、私も諫早の人間なので寂しかなと思うところもあってですね。
今後、V・ファーレンが拠点を移した後の何か、あそこを使ってこんなことをやってみたいなとか、こんなふうに地域を再び元気になるようにこんなことで臨んでいきたいなというところをどういうふうに思っておられるかというのを一つまず教えてください。

○知事 現時点で具体的な案が決まっているわけではないんですけれども、今、ご質問にあったとおりV・ファーレン長崎が移動されるということで、これまでどおりの活用方法ではない活用を見出していかなくちゃいけないというふうに思っています。
私も先日、近くに行く機会があって、ちょっとのぞかせていただいたんですけど、本当に週末になると子どもたちが非常に多く、スタジアムだけじゃなくて運動公園に来てくださっていて、親しまれている施設になっているなというふうに感じています。
また、サッカーの日は駐車場も増設をして対応をしているぐらいにぎわっていますし、そういったV・ファーレン長崎が活用していただいたことで根づいたものがあるというふうに思っておりますから、ぜひ今後も、そういったにぎわいといったものが絶えないようにいろんな案を検討して、また地元とも相談をしながら、関係の皆様とも相談しながら、活用法を見出していきたいなと思っています。

17.メガソーラーについて

○記者(朝日新聞社) もう一点。またちょっと話は変わりますけれども、宇久島のメガソーラーについてですけれども、近々、また本格的な工事が始まるというような話もあります。一方で、近年は大規模な太陽光発電施設については、周辺環境への影響、また災害時に崩れるなどの二次災害を誘発したりとか、そのものが二次災害を起こしてしまったりというようなことも起きたりとか、あと火災発生など、いろんな問題もまた改めて注目されているところです。
宇久島については県のアセスの対象外ではあるとは思うんですけれども、とはいえ、全国トップクラスの規模のものができるということ、また、離島にできるということで、なかなか県の現行制度の中でできる範囲でどういうふうに工事を見守り、かつその後の運営についても適正な状況で管理されているのかというところも含めて、どういうふうに見ていくかというのが県民の生活を守るうえでは大事かと思うんですけれども、現時点で知事として考えておられること、考えることを教えてください。

○知事 そこは民間での取組ということで、事業者によって適切に対応はされているという認識ではあるんですけれども、すみません、担当はいらっしゃいますか。この件についてどういった取組をされているのか。

○広報課 後ほど担当課から回答します。

○記者(朝日新聞社) 分かりました。あともう一点、先ほど私も言ったように、近年になるとかなり規模によって、また管理のあり方によっては、かえって地域にマイナスのものをもたらす可能性があるというようなことで、そういう側面からも注目をされている部分があります。現時点、県としてアセスの対象外ではあるということですけれども、今後、何がしか長崎県として、新しいものがこれからできるものについて、何か向き合い方を変えて、もう少しチェックを厳しくするなり、県として姿勢をまた変えていくようなお考えというのはございますか。

○知事 制度上、適切な対応をしていくということだと思いますので、すみません、詳細について今把握しておりませんので、後ほど担当から回答させていただきます。

○記者(朝日新聞社) 分かりました。最後に聞いたのは、宇久島の話ではなくて、今後新しくできる時に対して、もう少し長崎県として何かチェックを強めるようなお考えがあるかというところなんですけれども、それは知事としては特に今のところはないですか。

○知事 その定められた制度設計に、手続きをしっかりと守りながら、しっかりと県としての役割を果たしていく必要があるんだろうと思いますけれども、具体的なものをおっしゃっているわけではないという認識をしておりますので、その状況において県の責任を果たせるようにしっかりと対応していきたいと思います。

○記者(朝日新聞社) 分かりました。ありがとうございます。

○広報課 ほかに質問はございませんでしょうか。よろしいでしょうか。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。


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