商船三井ドライバルクと洋上風力発電基礎構造物の輸送に関する海上運送契約を締結

2024年4月15日
JFEエンジニアリング株式会社

JFEエンジニアリング株式会社（代表取締役社⾧：福田 一美、本社：東京都千代田区）は、商船三井ドライバルク株式会社（代表取締役社⾧：平田 浩一、本社：東京都港区、以下「商船三井ドライバルク」)^※1）と、2024年3月27日に、洋上風力発電用基礎構造物であるモノパイルやトランジションピース（以下、「MP/TP」）の輸送に関する海上運送契約を締結しました。

本契約は、当社が日本で初めて建設し、2024年４月１日に稼働を開始した笠岡モノパイル製作所（岡山県笠岡市）^※2および当社の津製作所（三重県津市）から、国内洋上風力発電所建設予定地にMP/TPを内航海上輸送するために締結したものです。本契約に基づき当社は、商船三井ドライバルクが管理する内航モジュール船^※3を用い、2026年度から輸送を開始する予定です。

MP/TPを国内洋上風力発電所建設予定地へ必要本数を適時に供給するためには、輸送スピードと厳しい海象条件への適応力が求められます。それらの条件を満足する商船三井ドライバルクのモジュール船を専有活用することで、当社が製造する国産MP/TPを効率的に目的地へお届けすることが可能となります。

当社は、今後急拡大する洋上風力発電の建設需要に確実に応えるとともに、カーボンニュートラル実現に大きく貢献してまいります。

ＪＦＥエンジニアリング株式会社の洋上風力発電事業への取組については、こちらをご確認下さい。
https://www.jfe-eng.co.jp/products/life/owp01.html

• ※1載貨重量が1万トンから10万トンまでのばら積み船、木材チップ船、多目的船など多様な船型・船種で輸送ニーズに最適なソリューションをワンストップで提供する海上運送企業。
• ※2https://www.jfe-eng.co.jp/news/2024/20240401.htmlご参照
  日本初の洋上風力着床式基礎（モノパイル）製造拠点竣工 ～笠岡モノパイル製作所が４月１日に稼働！～
• ※3フラットで広いデッキを持ち、クレーンや建設重機械、油圧プラットフォーム、プラントモジュール、風力発電部材等の大型貨物輸送に適した自航式の特殊重量物運搬船。

契約締結式の様子

モジュール船イメージ図

以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

• ＪＦＥエンジニアリング株式会社 総務部広報室

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