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2024年04月10日
株式会社三井E&S(本社:東京都中央区、社長:高橋 岳之、以下「当社」)は、玉野工場にて製造中でありました旅客船向けLNG焚き大型低速二元燃料エンジン「三井-MAN B&W 12S50ME-C8.5-GI」の1番機を内海造船株式会社(本社:広島県尾道市、社長:原 耕作、以下「同社」)に出荷致しました。さらに2番機も同社向けに順次出荷予定です。今回の2基は、株式会社商船三井が所有し、株式会社商船三井さんふらわあが大洗~苫小牧で定期運航する新造フェリーに搭載される予定です。
当社ラインナップの舶用大型低速2ストロークエンジンは、4ストロークエンジンに比べメンテナンス性の良さや燃費の良さが評価され、これまでも内航フェリーやRORO船に多数採用※1頂いております。今回採用されたエンジンは、ピストンボア径50cmでは最大数となる12気筒であり、最大出力21,240kWを1基で発揮します。
また、LNG焚き二元燃料エンジンとしては、2015年の初号機から、外航船向けに34隻の受注を重ねています。
舶用大型エンジンの二元燃料化需要の増大に応えるべく、当社は2022年度より生産設備の増強※2を進めており、二元燃料エンジンの安定的な供給体制を構築しています。
今後もお客様に寄り添ったサービスを提供していくと共に、舶用推進システムサプライヤーとして海上物流分野で低炭素・脱炭素社会の実現に持続的に貢献してまいります。
※1 当社製低速エンジンの内航フェリー・RORO船向け採用実績
内航フェリー | |
---|---|
9S50ME-C | 4隻 |
RORO船 | |
8S50ME-C | 7隻 |
9S50ME-C | 23隻 |
8S50MC-C | 4隻 |
9S50MC | 3隻 |
その他機種 | 2隻 |
※2 関連プレスリリース
「船舶用大型ディーゼルエンジンの次世代燃料対応に向けた生産設備の増強工事に着手」(2022年11月9日)
https://www.mes.co.jp/press/2022/1109_001896.html
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