2024 年3月29日
水力発電所由来の再エネ電力を活用開始
~兵庫県内で購入可能な全量4,000万kWh/年~ 山陽特殊製鋼株式会社(本社 兵庫県姫路市、代表取締役社長 宮本 勝弘)は、2024年4月から兵庫県内の水力発電所に由来する再エネ電力の購入を開始することといたしました。
当社の本社・工場が立地する兵庫県は山間部が多く、河川の流れ等を利用した水力発電所が数多く設置されています。こうした周辺地域の自然に恵まれた環境から生み出される環境価値を積極的に活用するため、兵庫県内の水力発電所に由来する再エネ電力について、購入可能な電力の全量である年間4,000万kWhを購入し、特殊鋼製造に必要な電力として使用いたします。
なお、この電力の量は当社の年間使用電力の約5%に相当し、当社の事業所内で排出されるCO2排出量を約17,000 トン/年削減することが可能になります。
当社は、気候変動をはじめとする地球環境問題が人類の存続に影響を与える重要な課題であるとの認識のもと、2050年カーボンニュートラル実現に向けて2030年に自社で排出するCO2を2013年度比50%以上削減するロードマップを策定し、エコプロセス推進やグリーンエネルギーの活用等によるCO2排出削減に取り組むとともに、需要家のCO2排出削減に貢献するエコプロダクトや、海外グループ会社に省エネ・生産性向上技術を展開するエコソリューションによるCO2排出削減への貢献を積極的に推進しています。
当社は、今後もカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを加速し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
以上
≪お問い合わせ先≫ 山陽特殊製鋼株式会社 総務部広報グループ (TEL:079-235-6002)