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地元資源を活用し森林活性化にも貢献、国内再エネ導入率50%超へ
ニュースリリース
2024年03月27日
大東建託グループ(東京都港区)の大東バイオエナジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大久保孝洋)は、2024年4月より朝来バイオマス発電所(兵庫県朝来市、以下:本発電所)の営業運転を開始します。
本発電所は、2023年7月に株式会社関電エネルギーソリューション(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:川崎幸男)、兵庫県森林組合連合会(本社:兵庫県神戸市、代表理事副会長:石川憲幸)から大東建託株式会社が事業譲受したもので、2022年12月から操業が停止されていました。
今回の営業運転開始により、本発電所は約1年3か月ぶりに再稼働します。
朝来バイオマス発電所 ボイラー
朝来バイオマス発電所 貯木場
<ポイント>
■ 本発電所からの電力供給により大東建託グループの再エネ導入率50%達成へ
本発電所の発電出力は5,600kWで、燃料は根株や枝葉を含む間伐材や製材端材などの木質チップを利用します。発電電力量は約4,000万kWhで、西日本エリアの当社グループ事業所に供給予定です。これにより、当社グループにおける再生可能エネルギーの国内導入率は50%に達成する見込みで、温室効果ガス削減をより一層推進し、当社が加盟する「RE100※1」の理念である「社会全体での再生可能エネルギー普及促進」にも貢献していきます。
※1 企業が自らの事業の使用電力を100%再エネで賄うことを目指す国際的なイニシアティブ
■ 木質チップの利用拡大により森林活性化と災害対策に貢献
大東バイオエナジーは、枝・根株、製材端材などをチップ化するハンマー式破砕機などを新たに導入し、燃料となる木質チップの品質条件を緩和することで、受け入れ種類を拡大します。これにより、発電停止前同様に森林資源の地産地消モデルを継続しながら、林業の活性化と林地残材による災害対策に貢献すると共に、未利用木材などを燃料として利用することで、森林の持続可能性に貢献していきます。
ハンマー式破砕機(移動式)
■ 再稼働までの経緯
2023年 7月 大東建託(株)が(株)関電エネルギーソリューションの「朝来バイオマス発電所」、および兵庫県森林組合連合会の「be材供給センター」の事業譲渡契約を締結
2023年 9月 発電所の運営を行う新会社「大東バイオエナジー株式会社」を設立
2023年10月 燃料となる木材の調達を開始
2024年 3月 朝来バイオマス発電所 試運転開始
2024年 4月 朝来バイオマス発電所 本格化稼働開始
<本ニュースリリース関連情報>
■ 朝来バイオマス発電所 概要
施設名 : 朝来バイオマス発電所
運営会社 : 大東バイオエナジー株式会社
所在地 : 兵庫県朝来市生野町真弓373-70(生野工業団地内)
敷地面積 : 約3.5ha
発電出力 : 5,600kW
発電電力量 : 約4,000万kWh (一般家庭約9,400世帯の年間電気使用量相当)
CO2排出削減量 : 約18,000t
電力供給先 : 西日本エリアの当社グループ事業所(638拠点)※2に供給予定
燃料 :木質チップ(根株や枝葉を含む間伐材、製材端材)
燃料調達元 : 国産材(兵庫県内外):95%、大東建託グループ事業で発生する製材端材:5%
※2 2024年3月27日時点
■ 会社概要
<大東バイオエナジー株式会社>
所在地 : 東京都港区港南二丁目16番1号 品川イーストワンタワー
代表者 : 代表取締役社長 大久保孝洋
設立 : 2023年9月13日
資本金 : 490百万円
事業内容 : 自然エネルギー等による発電事業及びその管理・運営並びに電機の販売等に関する事業
大東建託株式会社 広報部
電話 : 03-6718-9174
メール: koho@kentaku.co.jp
情報提供:JPubb